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宇田川煎餅店
お土産や贈答にも喜ばれます。店内はほんのりせんべいのよい香り。
第2産業道路、市民の森見沼グリーンセンター入口交差点から上尾方面にすぐ。
2代目の宇田川耕司さん。これからも一枚一枚丁寧に作り続けていきます。
さいたま市見沼区大和田町2−608−2
TEL:048−684−8542

■おいしさの秘密は厳選した材料と焼き方にあり!

炭火で手焼きした、こだわりせんべいをつくり続ける宇田川煎餅店さん。
先代から受け継ぎ、守り続けている味は、しょうゆ・南蛮焼・青のり・ごま・ざらめ・のりつきの6種類。さらに、焼き方と生地の厚みによって3種類加わり、9種類のせんべいを販売しています。南蛮焼は青森県産のにんにくと唐辛子の風味が立つ自慢の一品。
焼き方はガスと炭火の2種類。同じ味でも焼き方の違いで歯ごたえがまったく違います。ガスで焼いたせんべいはやわらかめ、炭火はしっかりとした堅焼きに。どちらも、米の旨み・香りを引き出し、味わい豊かに作りあげています。はじめての方は食べ比べてみてもよさそうです。炭火焼きには厚焼きせんべいもありますよ。
それぞれ、個包装のものと一袋におまとめされたものがあり、お好みによってご自宅用に、またお使いものとして皆さん買われていくそうです。


炭火焼きのせんべいは、生地を丁寧に何度も返して焼き上げ、たれを刷毛でぬるなどの一連の行程は匠の技がいっぱい詰まった手作業によりできあがります。
添加物を使わず、厳選された材料だけを使用した宇田川のおせんべい。せんべいづくりは生地の徹底した品質管理からはじまります。焼くときの生地の乾燥具合を見極めることが大切なんだそう。水分が多いと焼いたときに小さく硬くなり、乾燥しすぎると大きく、割れやすくなってしまいます。なので、おトクな割れせんは、乾燥する冬に多く店頭にでてくるようです♪


■お客様からお客様へ おせんべいファンをとりこにする

2代目の宇田川耕司さんが約20年前から手焼きせんべいの技・味を受け継ぎ、店舗を改装してからも変わらずに一枚一枚作りあげています。
「先代から受け継いだものは、お客様ですね」と宇田川さんは話します。宇田川煎餅を愛している古くからの常連さんが親・子・孫の世代へとお客さんもつないでいるのですね。いただいて食べたら、おいしかったと遠方から注文の電話が入ることもあります。
宇田川煎餅ファンはずっと続きます。

(文:三好)
《2021年3月22日掲載》