【マイタウンさいたま】ログイン 【マイタウンさいたま】店舗登録
■片付けべたさんこの指とまれ!■
「整理・収納 plus お掃除で 〜
めざせ!スッキリそう快生活」

さいたま市浦和区在住の整理収納アドバイザー、「快適空間づくり支援会社」株式会社ケイハート代表の北川です。
このページでお会いするあなたへ暮らしに役立つ「ちょっといい話」をお伝えできればと思います。
「手間をかけずにキレイに暮らしたい!」その願いちょっとだけ叶うかも。 一緒に考え一緒に学びましょう!
隔週水曜日更新です。どうぞよろしくお願いします。

全199件中  新しい記事から  11〜 20件
先頭へ / 前へ / 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / ...12 / 次へ / 最終へ  

2016/01/14(木)
★ 第189回 2016年は片付けブーム!? ★
2016年がスタートしましたね。今年はどんな年になるのでしょうか?そして、あなたはどんな年にしたいですか?・・・先日ある人に「今年の抱負は?」と尋ねたところ、こんな返事が返ってきました。「徹底的に片付けることです!」・・・メディアの影響ってすごいな〜と思ったりもしましたが、それだけ「片付け」に興味を持つ人が増えているのだと思います。

昨年は空前の片付けブームといってもいいほど、テレビや雑誌、あらゆるメディアで特集されていましたね。お掃除グッズを紹介する番組、「実家の片づけ」と題しての特集記事、片付けに関する本が数多く出版されました。「片付け」、「整理」、「収納」、「3S」、「5S」といった活字もあちらこちらで見かけましたね。オフィスでも家庭でも、「片付け」の話題で大いに盛り上がった一年だったように思います。

最近は女性誌だけでなく、男性購読者も多い一般向けの雑誌にも片付けの特集が組まれていたりしますが、今までの整理収納系のブームとはちょっと違うような気がします。職業柄、男性も「片付け」に興味を持つ人が増えてきたと感じていますが、それと同時に、生活の「質」を重要視する人たちが多くなったように思います。

団塊世代の方々が「高齢」に入っていく中、実家の片づけで悩む人が増えたともいわれています。多くの人が「実家の片付け問題」に遭遇して、自分自身の「老後の生活の質」を考えるようになったということでしょうか。ひょっとしたらこの辺が「片付けブーム」の「元」になってるのかも知れないですね。

「元気なうちに身軽で快適な生活を送るための準備をしたい」、「子どもたちに迷惑をかけたくない」、「精神的にも豊かな老後を迎えたい」等々・・・人によって思いも目的も様々でしょうが、充実した生活を送るためには「片付け」が大きく影響するという考え方が広がってきています。

これまでの人生、そしてこれからの人生を、ゆとりを持って楽しむために、自分自身の「片付け」についてじっくり考えてみてはどうでしょう。男女年齢に関係なく、片付けブームに乗って是非一度考え、そして実践しましょう^^

(文:北川 登美代)

2015/12/25(金)
第188回  ★ 風邪と住まい ★
周りに風邪引きさんが多くなってきましたね。冬本番になるとあちらこちらで辛そうに咳をしている人を見かけます。この時季は特に風邪対策が大事だと思いますが、あなたはどのようなことに気をつけていますか?「うがい手洗い」、「適度な運動と休息」、「身体を冷やさない」、「ビタミン剤や健康補助食品」、「マスクをする」等々・・・いろいろあると思いますが、大事なのは空気環境ですよね。外の空気はどうにもこうにも変えようがないですが、せめて我が家だけでも風邪を引きにくい空気環境にしたいものです。気温や湿度は好みもあるかと思いますが、過剰な加湿や暖房は、かえって身体に負担がかかってしまいます。冬の部屋の空気環境は、温度が18〜20度、湿度は50〜60%に保つように調整しましょう。この数値はウイルスの活発な活動を抑えるめやすだそうです。

湿度が40%以下になるとウイルスに含まれる水分が少なくなって部屋中に浮遊しやすくなり、口や鼻から吸い込んでしまうというリスクが高まります。湿度50〜60%に保たれていれば、水分で重くなったウイルスとホコリが床に落ちます。空気中に舞っているウイルスやホコリは、吸い取ったり拭き取ったりできないですが、床に落ちている状態なら、お掃除シートで拭き取ることもできますし、掃除機で吸い取ることも可能です。拭き取りの後に掃除機をかければ、空気中に舞いあがる数も少なくてすみますので、風邪対策には効果的です。

最近は、ウイルスやミクロなホコリまでキャッチできる超高性能フィルターや高性能紙パック付きの掃除機が出回っていますね。掃除機をかけながら空気もキレイになれば嬉しいですが、効果は製品によってかなり違いがあるようです。気になる方は、掃除機購入時にその辺も意識してセレクトするといいかも知れません。

もう一つ大事なのは、そう!換気です。冷たくて乾燥した空気を入れたくはないですが、汚れた空気が感染症のきっかけになることもありますので換気は必須です。最近建てられた住宅は機密性が高いため、意識して換気をしないと空気が滞ったままになってしまいます。朝起きたときと帰宅時の2回位は室内の空気を入れ替えるよう心がけましょう。空気中に舞っているホコリやチリ、風邪菌等を換気によって減らすことで予防につながります。

最後に・・・寝具を清潔に保つことも忘れてはいけません。湿気やホコリを溜め込みやすい場所ですので、汚れたままで使い続けると雑菌やカビが繁殖してしまいます。リネン交換だけでなく、天気の良い日は布団を干すとか、布団乾燥機や布団クリーナー等を利用して小マメに手入れをしましょう!

たかが風邪と軽く見ないでくださいね。風邪かな?と思ったら、十分な休息をとって安静にすることが一番です!弱った身体には風邪菌がそっと侵入してしまいすので、ふだんから風邪に負けない身体づくりと良い空気環境づくりを心がけましょう!毎年1月2月はインフルエンザ流行時期のピークです。風邪対策をしっかりやって、風邪もインフルも吹き飛ばしましょう!

(文:北川 登美代)

2015/12/11(金)
第187回 ★ 年末のお掃除 ★
師走といえば大掃除!中旬ともなるとだんだん気になりはじめます。新しい年を気持ちよく迎えるための大掃除ですので、隅々まで徹底的にキレイにしたいですね。でも、行事や雑用も多くて大変な時期ですから、まとまった時間をつくるのは中々難しいという人も多いと思います。いつも時間に追われる生活をしている人はなおさらですよね。「やらなきゃ、やらなきゃ」と思っているうちに何もできないままあっという間に大晦日!なんて事にならないように、1日30分だけとか、週末に2時間だけというふうに、時間を決めて少しずつ進めていくというのはどうでしょう。

隅々までキレイにしたいけれど、効率よく最短ですませるにはどうすればいいでしょう?
ということで・・・そんなあなたへいくつか裏ワザを紹介します。

裏ワザ@放置系洗剤を活用すること。
水周りのお掃除は放置系の洗剤が大活躍します。つけ置くだけで汚れが落ちる「つけ置き用」、寝てる間に排水口がピカピカになる「排水口用」、表面にスプレーをして洗い流すだけでカビが落とせる「カビ取り用」、湿布をすれば油汚れが落ちる「油汚れ用」など・・・いろいろな洗剤があります。場所・モノ・汚れに合わせて上手に使いこなしましょう。放っている間に面白いようにキレイなりますよ。

裏ワザA万能洗剤(多目的洗剤)を使う。
二度拭き不要の万能洗剤を用意してください。場所を決めて30分拭きまくりましょう!今日は玄関周り、明日はリビング・・・というぐあいに1週間やれば3時間30分間拭き掃除をしたことになりますよね。

裏ワザB家族を巻き込む。
家族を巻き込むのも裏ワザの一つです^^高所の作業はお父さん、小さいお子さんは拭き掃除がいいですね。小さい手でも上手にできるし、案外得意だったりします。ご褒美付きになるかも知れませんが、この際どんどんお願いしましょう。最近はお掃除ロボットを活用している家庭も多いですね。家具をよけながら自動でお掃除をしてくれる優れものですので、ここぞとばかりにフル活用しましょう。

時間がかかりそうな場所から取りかかるのがオススメですが、その辺はあまりこだわらずに、できるところからちょこちょこでいいと思います。30分間は短いようですが、集中してやるとかなりの作業量になります。できなかったところは、最終週にササッと仕上げれば完ぺきです!そんな感じで、今年はラクラクの年末にしましょう!大掃除を意識しすぎると、逆に億劫になったりしますが、30分間だけと決めてしまえば意外と気軽に取りかかれます。是非お試しくださいね。

(文:北川 登美代)

2015/11/26(木)
第186回 ★ 実家のお掃除 ★
前回は「実家の片付け」について書きましたが、今回は「実家の掃除」について一緒に考えましょう。誰しも汚い部屋で生活したい人はいませんよね。歳を取ったからってそれは変わりません。ま、「少々散らかってるくらいが落ち着くー」なんて人はたまにいますが^^。皆が快適に暮らしたいと思っているけれど、年齢を重ねるごとに気力と体力は失われていきます。今までできていたことができなくなったり、楽しんでいた趣味が億劫になったり・・・。「うちの母は昔はきれい好きだったんだけどな〜・・・」と嘆く子の気持ちはよく分かりますが、親も確実に歳を重ねています。

「どうせまた元に戻ってるんだろうな」とか、「そろそろ行って掃除しなきゃ」とか思いながら実家の手伝いを続けているとしたら、「いったいいつまで続くんだろう、この生活は?・・・」という気持ちになりますよね。これではちょっと辛いです。なので、ちょっと考え方を変えてみませんか。例えば、ご馳走になったお礼に賞味期限切れの食品を処分してみたり、ローカに積み上げている新聞紙を見つけたら「安全第一だよ!足元が危ないから束ねとくね」とかいいながら、散らかっている古紙をその辺だけまとめてみたり。できるところをその部分だけやるというのはどうでしょう。

育った時代が違いますから、こだわるところもかなり違うと思います。元々片付けべたな親ならなおさらです。「いつか使う」、「何かに使える」、「誰かにあげたら喜ぶかもしれない」なんていいながら、捨てることをしない!子どもとしては、モノとホコリの山を見ると悲しくなることもあるでしょう。でも、歳を重ねるということはそういうことかも知れません。「キレイ」をキープするのはどんどん難しくなっていきます。心配なのは火事と地震!逃げ場が無いほどモノでふさがっていては、いざという時に大変なことになってしまいます。モノが多いと危険だし掃除もできない!掃除ができないと不衛生。やっぱりここは子どもたちの協力が必要です。家庭によって事情も様々でしょうが、産んで育ててくれた親ですから・・・一緒に掃除ができるなら一緒に!ちょっと無理そうなら、少しでも快適に過ごせるように周りの人たちでやってあげたいですね。

「実家が汚くてキーッとなる」とか、「義実家が散らかっていて行きたくない」とか、そんなこといいわずに、兄弟が協力しあって、それぞれができることをしてあげたらいいと思います。距離的に難しいなら、誕生日とか記念日とか、お祝いのタイミングでお金を出し合ってプロに頼むことだってできます。実家に泊まる時は、「お世話になるお礼にこれくらいのことはしなきゃ」くらいのやさしい気持ちでトイレ掃除をするとか・・・そんなちょっとした気持ちが大事だと思います。

「親が高齢なので・・・」ということで、息子さんや娘さんからお掃除の依頼や相談、問い合わせが年々増えています。いつまでも親は若くないです。明日はわが身、順番には逆らえません。やさしく、やわらかに、しなやかに・・・そんな気持ちを持って、親も子も今できることから始めましょう。親も子も元気で笑顔で暮らせるように。できることから・・・^^

(文:北川 登美代)

2015/11/06(金)
第185回 ★ 実家の片付け ★
先日のテレビ番組でも特集されていましたが、「実家の片付け」で悩んでいる人って、本当に多いです。今や4人に1人が65歳以上という高齢化社会を迎え、様々な問題が浮き彫りになっています。中でも、今、特に注目を浴びているのが「実家の片付け問題」です。
年を取れば気力も体力も落ちるし判断力も鈍ります。
「うちの親は大丈夫」とか、「まだまだ元気」と思いたい気持ちは分かりますが、たまに会う子どもの前だからと、ついムリをして元気なフリをしているかも知れません。
昔は綺麗だった実家も、老いた親だけの暮らしでは徐々に片付けられなくなっていくのは当然のこと!実家に帰るたびに荷物が増えていませんか?親が元気で、片付けが一緒にできる内に実家をすっきりキレイにしてあげましょう。

モノ不足の中で育った親たちにとっては、モノは頑張った証!捨てることが大の苦手です。片付いていない部屋は、不用品だけでなくキケンもいっぱい。
高齢でケガをすれば寝たきりになってしまうこともあります。
元気で長生きしてもらうためにも、モノのダイエットが必要です。一緒に片付ける際は、「あれもこれも捨てましょう」ではなく、「住みやすい家にしましょう」、「安全な部屋に整えましょう」、「ラクに出し入れできるようにしましょう」と、声をかけながらすすめるとスムーズです。快適で安全な住まいにするための手段としてなら、徐々に「処分」も受け入れてくれるようになります。コミュニケーションを大事に、一つ一つ納得してもらった上で処分の方向に持っていくことが大切です。価値観の違いから、時には険悪なムードになることもあると思いますが、ここは親のペースに合わせて時間をかけたいところです。
勝手に捨てること、無理やり捨てることはNGです。自分が住みやすい家にするのではなはなく、住む親が暮らしやすい家にしなければ、すぐにリバウンドしてしまいます。

あるアンケートで、「実家は散らかっていますか?」との質問に、200人中169名(84.5%)が「はい」と答えたそうです。(ESSE2014年8月号参考) 「実家の片付け」は、もはや社会問題といえそうです。親を納得させるために、アドバイザーと一緒に片付けるという方法もありだと思いますが、まずは実家の各部屋を眺めながら、親と今後のことについて話しをしてみるところから始めませんか?

(文:北川 登美代)

2015/10/23(金)
★第184回 溜まっていく紙ものを何とかしたい!★
毎日のように届くDMやチラシ、雑誌、新聞、書類、等々・・・ちょっと油断すると、あっという間に山積みになってしまう「紙もの」。一度目を通してから処分しようとか、時間があるときにまとめて分類しようなんて思っている内に大変な量になってしまいます。「悪いくせだわ〜」と反省しつつも、中々改善できないでいる貴方に、オススメの解決策を幾つかあげてみます。

最近のマンションは、ポスト脇に紙ゴミ専用のBOXやゴミ箱が設置されていますが、チラシや宛名が入っていないDMなどはその場で処分できて便利ですよね。因みに私のマンションにもあるのですが、本当に助かっています。設置されていない集合住宅にお住まいの方も、一戸建て住宅にお住まいの方も、玄関先に是非紙ゴミ用のゴミ箱を準備してみてください。これが有るだけで家の中に溜まる紙ゴミの量がかなり減ります。できるだけ水際でストップして中に持ち込まないように工夫しましょう。

毎回・毎週・毎月送られて来るDM、かさ張る冊子などで必要のないものについては、返信はがきや電話で断ってしましましょう。「目を通してから処分を決めたい紙もの」が多ければ多いほど処分までに時間がかかりますので、結局溜まる要因になっています。毎回玄関でササッと選別する習慣をつけましょう。シュレッダーで処分した方が良いものについては、できればその日の内にシュレッダーにかけてしまうといいですね。

紙ものの分類としては、@一時置き(一応目を通したいもの)、A返信が必要な書類(期間が短いものを手前に収納するなどして分かりやすく分類)、B1年間とって置くもの(必要なレシートなど)、B2年以上とって置きたいもの、C保存が必要なもの(取説、広報から届いた保存版、大事なはがき、手紙etc・・・あまり細かい決め事をしてしまうと、逆に片付けが進まないという結果になり兼ねませんので、あまり神経質にならずに、ザクっと分類するといいと思います。どこに何があるかが分かって、定期的に見直しができる環境をつくることが大事です。

学校関係、仕事関係、役所関係についても同様ですが、あまり細かく分類しすぎると管理が大変になります。@いつも使うもの、Aやりかけのもの、B提出物、C一定期間必要なもの、D保存が必要なものという具合に多くても「5分類」くらいが良いでしょう。収納場所としては、家族それぞれが管理しやすい場所を「定位置」にします。

「分類・収納」のポイントは、一目でわかるようにすること!クリアなケースを利用するとか、色で分ける、同じファイルボックスで揃える、かさ張るものはデータ化するなど、見た目もスッキリで、出し入れがしやすい収納を心がけることが大事!一目で分かって、出し入れがしやすいとうことは、定期的な見直しも簡単にできるということです。

「持ち込まない」、「定期的に見直す」、「捨てる」、この辺を徹底すれば、紙ものが山積みになることもなくなります。まずは、玄関先に紙もの専用のゴミ箱を設置することから始めてみませんか!?
(文:北川 登美代)

2015/10/08(木)
★第183回 やっぱりシンプルがいい!★
「整理収納現場」での話ですが、収納作業を終えた時、皆さんから出る言葉は・・・「やっぱりシンプルがいい!」、「キレイに片付いて嬉しい」、「何だか気分もすっきり」、「要らないモノばかりしまい込んでいたのですねー」、「もっと早くやればよかった」、「こんなに広かったんだー」等々・・・悩んでる時間が長ければ長いほどストレスも大変だったと思います。

収納スペースが広く、しかも管理が得意という人にとっては、所有しているモノの量が多くてもさほど苦にならないかも知れません。しかし・・・モノの量が増えれば増えるほど、管理のために使う「時間」・「労力」・「お金」も確実に増えます。と考えると・・・やはりシンプルが一番!いろんな意味で楽ということになりますよね。

先日のある収納現場でのS様とアドバイザー(A)の会話
A:「こちらの部屋の家具のレイアウトですが、こんな感じに変更しましょう!」
S:「楽しみだけど、大変そう」
A:「一緒にやればあっという間です。がんばりましょう!」「では、始めましょう」
S:「あ、こんなところにあったんだ〜」
A:「探してたんですか?よかったですね」
S:「そうなんですよ。ずーっと探してたのにみつからなくて・・・ホント嬉しい!」
A:「大物家具の配置の後は、中身(モノ)の分類です。一旦全部出しますので一緒にやりましょう」「今日は、いつものS様の判断基準より少し厳し目でいきましょうね」「早速分類ですが、これは今後必要ですか?」
S:「それはもういいかな、処分します」
A:「迷うモノについては、今日はとっておきましょう!」「では、これは今使ってますか?」
S:「けっこう使ってます」 
A:「頻度がたかいモノは、この位置に収納しましょう。嵩張る衣類はこちらがいいですね」
  ・・・・・・・・・だんだん部屋がすっきりしてくると・・・・・・・・
S:「床にモノがないって気持ちいいですね〜」
A:「そうでね。いるものだけにして、きちんと定位置を決めてあげるだけで、こんなにすっきりするんですよ」 
S:「私、俄然やる気出てきました。がんばります!」
A:「では、次は書棚をやりましょう」
S:「何年も悩んでいたのが、ホントうそみたいです」
A:「ちょっと背中を押させていただきました(笑)」
S:「いつも、着る服がないないと思っていたのに、買わなくてもちゃんとありましたね」「シンプルに暮らすっていいですね!何だか嬉しくなってきました」「私の部屋、こんなに広かったんだ〜♪」
A:「最後にもう一度掃除機をかけて、床を拭いたら終了です」
S:「あ、スゴい数のゴミ袋!私、ゴミと一緒に暮らしてたってこと?(笑)」
  「いったい何個あるんだろう?」
A:「数えますか?(笑)今日は本当にがんばりましたね!お陰ですっきり片付きました」
S:「やっぱりシンプルがいい!」

「思い切る」って大事なことですね。あなた背中をそっと押してくれる人は誰ですか?


(文:北川 登美代)

2015/09/18(金)
★第182回 扇風機のおそうじ★
7月から大活躍してくれた扇風機もそろそろしまう季節となりました。ひと夏使った扇風機は、吸い込んだホコリがこびりついて思いのほかホコリだらけです。ありがとうの気持ちを込めて、きれいにお手入れしてからしまってあげましょう。

準備するものは、@掃除機、A布・雑巾、B食器用洗剤、Cスポンジ、D古歯ブラシ、E綿棒、F竹串、G養生用の新聞紙 など。必要なら取り扱い説明書も出しておきましょう。
そうじを始める前に、まずは分解した部品を置く場所を確保し、ホコリが拡散しないように新聞紙などで養生をしておきます。ここでは一般的な扇風機の場合のおそうじの手順を紹介します。

@コンセントプラグを抜きます。
A前面カバーと背面カバーを固定しているクリップをはずし、前面カバー、中心部の押さえネジ、羽、背面カバーの順にはずしていきます。   
B吸い取れるホコリは掃除機ノズルを利用して丁寧に吸い取りましょう。
Cバスルームや洗面所を利用して、水洗いできる羽やカバーを食器用洗剤を含ませたスポ
ンジで洗います。拭きそうじだけできれいになる場合は水洗いの必要はありません。
D各パーツの汚れを古歯ブラシや竹串、綿棒、洗剤を含ませた布雑巾などを使って隅々まできれいにします。本体も同様に汚れをきれいに取り除きます。
Eモーター部分は水に弱いですので水分が入り込まないように気をつけましょう。
F拭きあげて乾燥させたら、分解した逆の順序で組み立ててください。
G試運転をして異常なければ完了です。

ポイントはコンセントプラグを必ず抜くことと、無理な力を加えないこと。カバーは曲がりやすいので注意が必要です。しまうときは通気性の良いホコリよけカバーにくるんでしまってください。

使用期間中のお手入れとしては、1ヶ月に1回くらいホコリ取りシートやおそうじ用ウエットシートを使って拭き取るくらいでいいと思います。

これで来年も気持ちよく扇風機に活躍してもらえますね。朝晩が涼しくなりました。9月もあっという間に終わってしまいそうですね。扇風機のおそうじ、そろそろやっておきましょう。

(文:北川 登美代)

2015/09/03(木)
第181回 ★ 心地よい部屋づくり ★
「モノの整理」、「収納」、「片付け」に関することがメディアでも頻繁に取り上げられています。それだけ関心を持っている人が多いということだと思いますが、関心を持つということは問題を抱えている人も多いということです。抱えている問題・悩みは様々でしょうが、いつもすっきり片付いた部屋にしていたいと誰もが思っているはず。毎日雑然とした部屋で過ごしたいと思う人はいないでしょうし、モノが溢れかえった家で暮らしたいと思う人もいないでしょう。欲しいものは手に入れつつ、ちゃんと管理もできて、居心地のよい部屋が理想ですよね。その理想に近づくためには、どのようなことを意識したらいいのでしょう?

モノを増やせば増やしただけ、そのモノを管理するために「お金」と「時間」と「労力」が必要です。理想を言えば「必要最小限」がベスト!モノを何も持たずに生活はできませんが、少なければ少ないほど片付けは簡単にすみます。「実際はそうもいかないよー」という人は、手に入れたモノについて以下@〜Eを考えてみてください。

@それは本当に欲しいものでしたか?
Aそのモノの居場所はありますか?
Bそのモノに愛着を持っていますか?
Cこれからもずっと所有していたいですか?
D所有している他のモノと相性がいいですか?
E手に入れる事に執着していただけではないですか?

自分にとって最も心地よい部屋を手に入れるためには「自分が管理できる範囲でモノを所有する」ということを意識することが大事です。言い換えれば、自分の管理能力のキャパを超えてはいけないということです。「取りあえず手に入れておこう」、「多分必要なはず」、「人に勧められたから買う」・・・結果、足の踏み場もないほど片付いていない部屋になってしまします。

すっきり片付いた部屋でゆったりくつろいでいる自分を想像してみてください。まずは意識!そして目標を立てましょう。家中がモノで溢れているということは、欲しいモノを何でも手に入れることができているということですよね。目標を置き換えたとしても、きっと達成できると思います。自分を信じましょう!やり遂げた時には、『自信』というプレゼントまでついてきます!一度自信がつくと、加速的にステップアップできること間違いなしです。そのうち問題も一つ一つ解決していくことでしょう。思いを行動に変えれば、大切な人が招ける部屋を手に入れることができるのです。早速始めましょう!

(文:北川 登美代)

2015/08/13(木)
第180回 ★ 暑さに負けない部屋づくり ★
毎日暑いですね!帰宅したとたんに部屋中にこもった熱でムッとすることがありますよね。そんな時は、エアコンを「強」で運転しても、部屋が冷えるまでにはかなりの時間がかかります。まずは開けられる窓を開け、扇風機や換気扇を回して室内の空気を循環させましょう。扇風機は窓に向けて暑い空気を外に追い出すようにすると効果的です。

家中の風通しをよくするだけでもかなり涼しくなりますから、2ヶ所以上の窓を開けましょう。風の通り道に仕切りや家具を置かないようにして、対角にある2ヶ所の窓を開けるといちばん効率よく風が通ります。窓が1ヶ所しかない場合でも、窓と部屋のドアを開けておけば空気の流れが出てきますよ。2階・3階建て場合は、上の階の窓を開けて、下の部屋から空気を通すようにしすると効果的です。暑い季節は、ついついエアコンに頼ってしまいがちですが、つけっぱなしだと体調や電気代も気になりますよね。健康が第一ですので、エアコンを上手に活用しながら、涼しくて過ごしやすい部屋づくりをしたいものですね。

部屋のクッションやソファーを夏バージョンにしたり、敷物や絵を変えたり、インテリアを工夫して涼しく感じさせる方法もありますが、一番効果的な方法は、やはり強い日差しを徹底的にカットすること!熱くなった窓まわりや床・壁などの熱で室内は更に暑くなりますので、部屋に日差しをできるだけ入れないようにするといいですね。特に夏の西日は強力ですから、外側に日よけを取り付けて徹底的にカットしましょう。最近は遮熱効果のあるカーテンやブラインドも種類が豊富ですので、日差しの強い部屋にオススメします。
暑くて寝られない時には、ひんやりシートやジェルマットなどの冷却グッズを利用するのもいいですね。「エアコンをつけっぱなしで体がだるくなった」という話をよく聞きますが、冷却グッズは目覚めも爽快ですよ。それと、ムシムシする日は除湿機を活用するのも効果的です。扇風機と併用すれば、エアコンがなくても過ごせたりします。
最後にもう一つ!
家具や荷物が多すぎると、見た目が暑苦しいだけでなく、風の通りまで妨げてしまいます。やはりシンプルが一番ですね!スッキリ片付いている方が涼しい印象を与えます。
できることからいろいろ工夫して、暑い夏をのりきりましょう!
(文:北川 登美代)