忍者おすすめの今週のお店

A&P合気道石垣道場
稽古
「勝つ負けるではなく、相手と気を合わせることを意識する。相手を意識することで、筋力的なものより大きな力を出すことがでます」と石垣道場長
 
稽古
楽しそうな稽古風景。激しい受け身の音とは対照的に痛そうな印象はまるでありませんでした
 
サマーキャンプ
子どもクラスを対象としたサマーキャンプ。心身ともに成長を促します
 
(お店の詳細情報地図こちらをクリック!)

さいたま市浦和区常盤9−8−15松本ビル3F
TEL:048−822−0650

今回は、さいたまで合気道道場を開設して31年「A&P合気道石垣道場」さんをご紹介します。
こちらは県内外に開設された20もの道場のなかの本部道場。4歳から80歳まで幅広い年齢の生徒さんを指導しています。

合気道は、無理をせず素直に合理的な動きができるように技を繰り返し反復しながら稽古することで、自分自身を高めていく武道。そのため試合がないことも特徴のひとつです。
見た目より運動量も多く、受け身を取ることで、腹筋が鍛えられ内臓の機能アップにも効果があるそうです。またウエストが細くなるなど女性の方にもうれしい効果も。
さらに柔軟運動としての効果も高いため、体もやわらかくなるのと同時に姿勢がよくなるので肩こりや腰痛の軽減効果も期待できます。中には「今日は腰が痛いので、先生に投げてもらいに来た」なんて方もいらっしゃるそうです。

肉体的な面だけでなく、精神面も鍛えられる点も魅力です。
武道ですので稽古での挨拶など礼節を重んじるのはもちろん、中学生以上は一般クラスとして老若男女問わず、代わる代わる相手を換えて組手の稽古を行います。そのため性格が積極的になり、前向きになるそうです。
また“相手と気を合わせ、ぶつからないようにする”という合気道精神が自然と身につくため、仕事や学校生活などの実生活の面においても相手と意見がぶつかったときなどにもいったん相手の意見を受け止め一呼吸おくという余裕ができるそうです。

お伺いしたときも多くの生徒さんが稽古に励んでおられ、“バッシン”“バッシン”受け身をとる激しい音が道場に響いていました。
しかし技をかけた人はもちろん、技をかけられた人もニコニコと笑顔が絶えず、生徒の皆さんが楽しそうに稽古する姿が印象的でした。
実際に私も体験させていただいたのですが、うまく力が伝わらずスーッと外され、「アレッ」という不思議な感覚になりました。

お子様の心身の鍛練はもちろん、シニアの方の健康増進にも最適です。また生徒さんの1/3は女性だそうです。興味をもたれた方はぜひ、こちらの門を叩いてみてはいかがでしょうか?

(文:松本)

《2013年7月16日掲載》

「マイタウンさいたま」