陶芸をやってみたいと密かに思っている人はいませんか。そんな方に「浦和陶芸教室 中尾窯」をおススメします。
場所は南区大谷口。プラザイーストから南に約500mのところで中尾神社の近くにあり、環境は抜群です。教室は木々に囲まれた高台に位置し、近くに来ると夏でもひんやりします。1979年にその一角の竹林を切り開いて作られたのだとか。
オープン時には15名くらいだった会員は今や100名を超えています。会員は原則月に4回、午前クラス(9:30〜12:00)か午後クラス(13:00〜15:30)に通ってきて、めいめいが和気藹々とした雰囲気の中で作陶に励んでいます。ある人は土をひねり、ある人はロクロを回し、またある人は釉薬(上薬)を掛けています。その合間に先生が丁寧にポイントを教えています。
教室の責任者村上泰子さんは陶芸の楽しさについてこう語ります。
「まず作ることそれ自体が楽しいです。次に、焼きあがりを想像し上薬を掛けた後、自分の作品が窯から出たときの喜びがあります。そして偶然性もあり、思った以上に良くできたときはその感動もひとしおです。さらに、できあがった作品を使う楽しみもあります。自分の器に料理を盛り、花を生け、生活に潤いが加わります。土鍋を作ったらご飯があまりにもおいしく炊けるのでプレゼント用に何個も作った人もいます。」
作陶にはきちんとしたカリキュラムが用意されています。全く初めての人でも、手びねりの基本技法から丁寧に教えてもらえますのでご安心下さい。カリキュラムには初級・中級・上級とあり、初級は約6ヶ月のコースです。次いで中級(約6ヶ月)、上級(約1年)と進みますが、上級で片口、蓋物、急須、土瓶などを作っても、成形・装飾・釉掛け・焼成方法などどの行程であっても奥が深く、探求の余地がありますから、ずっと陶芸を楽しむことができます。
本当に続けていけるのかどうか不安な方は体験教室をご利用下さい。実際に皿や鉢、花入れを作ってみます。手ひねり、仕上げ、乾燥、素焼き、釉掛け(上薬掛け)、本焼きの行程を実際にやってみましょう。詳しくは教室にお問い合せ下さい。