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「細野珠算学園」
教室風景
練習中は、子供たちからの質問が絶えません。
 
生徒集合写真
年齢もバラバラの子供たちが日々楽しく練習に励んでいます。
 
ベトナムにて
アンコールワットで子供たちと。
 
(お店の詳細情報地図こちらをクリック!)

さいたま市南区大谷口1069−17
TEL:048−882−6227

 

「そろばん」と聞くと、「今更なんで?」と感じる方がいるかもしれませんが、実は現在、そろばん人口は増加中で、珠算検定受験者も増え続けているのです。
今回は開塾40周年を迎えた「細野珠算学園」さんをご紹介します。

「子供は40年前も今も基本的には変わりません。むしろ変わったのは大人の方ではないでしょうか?」とおっしゃる代表の秋元先生は、これまでに2,200名の子供たちにそろばんを教え、多くのそろばん有段者や競技会入賞者を育ててきました。

子供の学力低下が話題となり、基礎学力の大切さが改めて見直される中で、「そろばん」にも再び注目が集まっており、学習塾とは別に珠算塾にも通わせる親御さんも多くいます。

教室では、幼稚園児から高校生まで年齢もバラバラの子供たちが楽しく熱気溢れる中でそろばんを習っており、お互いに教えあう場面も多く見られます。少子化の中にあっては、年齢の違う子供たちが触れ合う貴重なコミュニティの場ともなっているようです。

そろばんは計算力の向上はもちろん、集中力が養える点も魅力で、練習中に見せる子供たちの集中力は驚くほどです。
塾では英語読み上げ算なども行う他、総合力を身につけるために珠算以外にも算数プリントや漢字ドリル等も取り入れており、様々なイベントも積極的に行っています。

子供たちからは、普段はあだ名で呼ばれている秋元先生ですが、塾をやめた後も時々遊びに来る中学生も多く、イベントの時には手伝いに駆けつける大学生・高校生などもいて、先生を慕う子供たちとは家族のような関係が出来上がっています。

また、先生はそろばん普及のための活動にも積極的で、珠算連盟の他の先生方と協力し、長年にわたって近隣の小学校でボランティアでの珠算指導も行っており、トンガ等、海外を訪れた際には、現地の子供たちにそろばんを教えたエピソードなどもあります。

「そろばん」は、これからもまだまだ輝きを失うことはなさそうです。

(文:八島)

《2007年5月28日掲載》

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