南浦和駅東口から徒歩５分。閑静な住宅街の入り口に佇む「焼き鳥 とりぞう」。こだわりの料理を提供し続ける同店は、平日・休日問わずお客さまであふれています。

　同店の提供するレバーやささみは、来店される全てのお客さまが満足できる人気メニュー。「素材や焼き方はもちろん、串の打ち方一つで味が大きく変わる」と代表の杉本さんは語り、料理一つひとつへのこだわりが感じられます。焼き鳥以外にも、鶏煮込みやガリバターおにぎりなどの一品料理も好評で、一度の訪問ではおすすめ料理を食べきれないほど。幅広い年代が楽しめるラインナップで、来店されているお客さまは皆さま笑顔になっていました。〆のアイスは9種類もあり、好みの味がきっと見つかります。カウンターに座ると焼き鳥を焼いている姿が見え、美味しそうに調理されている様子は、食べても食べてもお腹が減っていきます。

　30年以上焼き鳥一筋で歩んできた杉本さんは、美味しさの提供だけでなく、経営ノウハウも次代へつなげるべく支援を行っています。同社の行う独立・FC支援は、調理・仕入・フォローといった手厚い内容で、独立開業の夢を叶えたいけれど経験がないと不安を抱える方にとって大きな支えになります。味・雰囲気にほれ込んだ方が杉本さんの支援を受け、昨年7月にFC1号店を東京の大門にオープンしました。

　「焼き鳥で笑顔を届けてきたが、地域が求めているのは飲食だけではない」と、遺品整理や美容などの新たな事業も進行中。地域活性化をモットーにする杉本さんは、新たなチャレンジに胸を高鳴らせています。

　いつも賑やかな「焼き鳥とりぞう」の店内は焼き鳥の香ばしい香りに包まれています。未来への期待に胸もお腹も満たされる活気ある場となっていました。