『古民家カフェ』。あなたがその存在を知ったのはいつ頃ですか?
古民家(こみんか)とは、建造されてから時を経た民家のこと。最近ではこれを店舗にしたカフェやお蕎麦屋さんなどをよく見かけられるようになりました。ここ、さいたま市でも見つけました♪
今回紹介する「カフェ&ギャラリー 温々(ぬくぬく)」さんは、開業して20年(!)。古民家カフェの“老舗”です。
築年数170年の納屋を改装したその佇まいは、納屋であった頃の面影を残しつつ、カフェとギャラリースペースを併せた趣きのある空間で、大人が過ごせるおしゃれなカフェ。
天井の梁や土壁を眺めているだけで、170年の時の流れが感じられます。壁いっぱいの窓から森の風景が飛び込んできて、自然が織りなす緑のカーテンが四季の移ろいを教えてくれます。
温々さんは、創業当時から地元の野菜、地元のお米にこだわり、体に優しくて美味しいものを提供することを貫いています。
不動の人気メニューは、時間限定(11:30〜15:00)の「雑穀米膳」と「パンのプレート」(各1,260円)。取材に伺ったその日は“長イモとかぶらの帆立クリーム煮”を添えて…。平日のランチタイムや土日は順番待ちなんてこともしばしば。
せっかくのお食事。ロケーションをゆっくり楽しんでいただきたいと、温々さんから今イチオシな過ごし方を伺ってきました。
時間限定(17:00〜20:00)「温温 秋の夕方丼」は1,050円。夕暮れ時をめがけてライトアップされた景色を愛でながらディナーはいかが?
土日限定(10:30〜11:30)ブレックファーストはパン・サラダ・ヨーグルトにシェフのおまかせの一品、それにコーヒーがついて840円。休日の朝食をゆったりと過ごせる場所としてご提供するために考案したメニューです。
晩秋の候。霜降月、神楽月とその呼称もバラエティーに富んだ11月。秋の表情を、ここ地元さいたま市で楽しめそうな予感がします♪
来たる冬、そして春から夏…四季折々に訪れてみたくなる温々さん。
デートで彼(彼女)と、友人と…ゆっくり語らいたい時、思い出の場所となるでしょう。
じんわりと心を温めてくれる♪そんなカフェなのです。