お皿というキャンバスに描く料理の芸術。料理人というアーティストの作り出す作品たちを皆様もどうぞご堪能ください。

１９７５年のオープン以来、浦和の老舗イタリアンとして変わらぬ人気を誇る「イタリアン・レストラン・ピノキオ」。オーナーシェフである東川一人さんは「私の作る料理は、画家がキャンバスに描く絵にも似ているのですよ」と優しい笑顔でお話いただきました。

ソースを作る時の色使い、素材の組み合わせによって生まれる香り豊かな深い味わい。画家が眼前に広がるモチーフを色の組み合わせで表現するように、様々な食材を使い自身のイメージ通りの料理を作ることの出来た時の喜びは、料理人としての長い月日を経た今も変わることはありません。

そして、東川シェフの求める店づくりとは、「イタリアンを日本人が気軽に楽しめる料理店」。

取材当日も、開店から間もない時間にもかかわらず、１階フロアの席はほぼ満席となっており、お客様皆さんがとても楽しそうにイキイキとした表情をされていたのがとても印象的です♪

ピノキオ不動の人気を誇るメニューがパスタメニューの「ガーリックオイル（900円）」。年間8000食をも提供した実績を持ち、ガーリックの芳ばしい香り際立つシェフ渾身の逸品。このピノキオオリジナルの味に惚れ込んで常連となるお客様も多いそうです。

また、毎月様々なイタリア料理のテーマを持ってお届けするスペシャルメニュー！今月１０月のテーマは、秋の食材とルネッサンス的美食の「トスカーナ地方の料理」。イタリア料理に限らず、西洋料理にも多大なる影響を与えたと言われるフィレンツェのメディチ家をも題材に加え、味だけでなく料理の歴史的な奥深さをも楽しむことが出来ます。
さて、次は何かな？と料理以外にもテーマをも気になってしまいますね。

「ご自分のダイニングルームのように気軽に利用して頂きたい」という東川シェフの願いのように、お店には今日もたくさんの笑顔があふれています。
あの懐かしのイタリアン！新たな出会いのイタリアン♪あなたにとってピノキオはどんな料理を楽しむことが出来ますか。