住宅街に一軒の古民家風建物。そこにある、手打ちうどん・そばと軍鶏(しゃも)・湯葉・田舎料理が味わえる「三次郎」さんをご紹介します。
ご主人の小島さんの自宅にあった大正時代の長屋を改築した歴史を感じる佇まい。
店内は、板の間の座敷と荷車や廊下の板を再利用して作ったテーブルなど木の温もりが溢れています。板の間は低い椅子とテーブルもあり、足腰の悪い方もくつろげるようにと心配りも忘れません。
薪で焚く暖炉や板の間の中央には囲炉裏もあって、どこか懐かしい雰囲気も漂います。夜間の営業(土・日・祝日18:00〜20:00)は水〜金曜日のみ予約制ですが、金曜日限定で囲炉裏を使って、料理が味わえます。
埼玉県北産の地粉を使った手打ちうどんは、きしめんのような平麺。三芳町産のそば粉でつくる手打ちそばは、喉ごしも良く、つゆは、かつお節とさば節から取ったダシと桶川の醤油を使った甘めのつけ汁で味わい、冷たいつけ汁以外にも温かいつけ汁は、軍鶏・鴨・湯葉・きのこ・山菜の5種類から選べます。
茨城県奥久慈から取り寄せている軍鶏を使った料理も人気メニューのひとつ。陶板すき焼き、水炊き鍋、よせ鍋のコース料理(各2,500円〜)も取り揃えています。(予約制)
あの坂本竜馬が食べ損ねたと云われる『軍鶏鍋』も味わえます。
オススメの軍鶏陶板すき焼きコースに加えて、味噌仕立ての「しし鍋」(3,000円〜)も「三次郎」さんイチオシの逸品です!
抹茶塩でいただく季節の野菜や舞茸の天ぷらも三次郎の麺と相性バツグン。こちらも奥久慈から取り寄せた湯葉の刺身や天ぷら料理、こんにゃく田楽など古き良き“日本の味”が堪能できます。
それに合う日本酒も各種取り揃えています。天丼などのご飯物のご用意も。
来冬からは、さいたま市の名産“岩槻ねぎ”を使ったオリジナルメニューもお目見え予定。「ほかでは味わえないメニューを考えています。楽しみにしていてください」とご主人。
さいたま市内で、ちょっと遠出をした気分に美味しさをプラス。プチ旅行感覚で、ご家族でも、お友達同士でも楽しめるはず。
ご主人が埼玉県産のより良き素材を心掛け、材料にはもちろん、インテリアにもこだわった「三次郎」へぜひ足を運んでみてくださいね。