忍者おすすめの今週のお店

「Cafe Lennon(カフェレノン)」
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ビートルズの名曲が流れる店内で、ゆったりと味わうコーヒーの味と香り。器にもこだわった一杯をお楽しみください。
 
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日替わりランチセット(800円)。焼きたて・モッチリの優しい味わいの4種のパンはオススメです。
 
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ビートルズファンならずとも、きっと楽しい時間を過ごすことができる場所。名曲の数々に耳を傾けてはいかがでしょうか。
(お店の詳細情報・地図こちらをクリック!)

さいたま市緑区東浦和6−9−3
東浦和グルメ館
TEL:048−874−0272
http://www.cafelennon.com

『1966年6月29日 午前3時44分』
この日付に“アッ”と思った方には、おそらく説明の必要はないでしょう。
そう!当時、日本中が熱狂した「ザ・ビートルズ」が日本武道館での公演のため、羽田国際空港に到着した時刻です。

「Cafe Lennon」のマスター橋本和明さんの誕生日も同じく、6月29日。まさに成る可くしてなったビートルズファン。本来であれば28日の到着予定が遅れての29日着となり、「そこに運命的なものを感じてしまうのです。」と話すオーナーの目はキラキラと輝いていました♪

そんなマスターがいるお店を想像するのは、容易?!でしょうか。店内には、ビートルズグッズが数多く展示・販売されています。中にはファンならずとも、エッ!と驚くようなお宝グッズを手に取ることができ、そこには、実際に「見て・聞いて・知ってもらいたい」との思いが込められています。だから、何も知らない方ももちろん大歓迎です。

音楽にはあまり興味が・・・という方も、ちょっとお待ち下さい。
カフェレノンをオープンするキッカケとなったのは、実は一杯の珈琲との出会い。珈琲党ではなかったというマスターが惹かれた、その味と香りを多くの方に楽しんでもらいたい。そのために脱サラをしてまで学校に通い、美味しいと言われる喫茶店を回り、たどり着いた今の味。炭火焙煎された豆を、そのつど挽いて淹れる一杯には、コーヒーの持つ苦味や、芳醇な香りが楽しめ、そこには何度でも飲みたくなる魅力があります。

「ビートルズ」「珈琲」ときたお店のコンセプトには、まだ続きがあります。それは、「アート(芸術)」&「パン」。店内では、企画展の開催、絵画やリトグラフの展示など、芸術もあふれます。また、ご飯は用意していないとまでこだわり、フランス・デンマークから取り寄せているパンは、注文を受けてから焼き上げ、モッチリとして優しい甘みに包まれたオススメの一品です。

ジョン・レノンによるソロの楽曲として人気があり、マスターのお気に入りの一曲「スターティング・オーバー(再出発)」。この曲のように、どこか優しい気分になれる「Cafe Lennon」で、忙しい日常からはなれゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

(文:八巻)

《2009年11月2日掲載》

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