東京オリンピックが開催された昭和39年にオープンした「中国料理 銀龍」さん。
平成18年に現在の女将さんがお店を引き継いでからは、店名はそのままに中華メニューから居酒屋メニューにシフトし、現在に至ります。
店内は10席ほどの小さなお店ですが、カウンターは掘りごたつ的な作りで、ゆったりした籐のイスとなっているため、むしろゆったりとリラックスして座ることが出来ます。
テキパキとした動きで、お店をひとりで切り盛りするパワフルな女将さんとの会話を楽しみに通う常連さんも多く、「銀龍」には欠かせない先代の「おやじ」さんも店内に控えており、お店を盛り上げます。
メニューは、中華から焼きもの、串焼き、生ものまで幅広く、定番から季節の素材を使った日替わりメニューまで、全て手作りで提供しています。
一番人気は「えっ!!コロッケ」(600円)。変わった名前ですが、出てくるのはオニギリ型の大きなコロッケがふたつで、中にはベーコン、トマト、チーズが入っており、素朴ながらも絶妙な美味しさで2度びっくり。お酒にもピッタリの人気メニューです。注文が入ってから生のじゃがいもを調理しますので、まさに作りたてを食べることが出来ます。
その他、贅沢に帆立の入った「帆立て餃子」(700円)や土鍋でお出しする「ワンタン鍋」(700円)など、いずれも人気ですが、メニューになくても「材料があれば何でもお作りします」とのことですので、家庭料理の感覚で注文してみてはいかがでしょう?
これからの夏時期には「冷し中華」(800円)もおすすめです。
ボリュームも満点ですが、麺を埋め尽くすカラフルな具の数々は見た目でも楽しめ、お酒を飲んだ後のシメにもピッタリです。
ひとりで、カップルで、仲間うちでと、利用は様々ですが、中には夫婦で毎日通う常連さんもいらっしゃるとか。
楽しい会話と美味しい食事・お酒を楽しめる、家庭的なお店です。