母の温もりと優しさを感じる手打ちうどん店。
ツルッとした喉越しに、モチッと噛みごたえ十分のコシのある麺。毎日その日に提供する分だけを店頭で愛情込めて打っています。
平成5年『さわいち』の創業当時は、「それこそ素人の集まりでした。」と話すのは、小澤枝美店長。地元のPTA仲間10名が集まってうどん店の創業を決めましたが、家庭料理としてのうどん打ちの経験はあったものの、商売としての経験はなく、主婦の経験と知恵を生かしてここまできました。
業務用うどん粉は1袋が25kg。開業前には、美味しいと聞く8種類を購入して、味・香・色・コシ全てを吟味しました。当時のご家族は「もう、うどんは食べたくない」とおっしゃるほど試食を繰り返しました。そんな苦労を積み重ね、現在でも使う うどん粉“白椿”が選ばれたのです。
もちろん麺つゆの命でもある“かえし”にもこだわりが凝縮されており、濃い口醤油・黒糖・三温糖などを独自の配合でブレンドしたものを最低1ヶ月は熟成のため寝かします。このことにより、醤油の角が取れまろやかな味わいになるのです。
お店では、主婦感覚の優しい気配りが色々と現れています。そんな一つが、麺の盛り具合。“手打ち”という看板を掲げることによって、ボリュームを抑えたお店に入るとがっかりしてしまう。との思いから、「さわいち」の麺はボリューム満点。通常のお店よりワンランク上の量ですので、女性の方はご注意下さい。しかし、美味しさのあまりツルッと平らげてしまうかもしれませんが・・・
食の安全が問われている今だからこそ、皆さんに本当に美味しいもの・安全なものを食べていただきたい。その思いは地産地消へと導かれ、地元大和田で採れた農作物を積極的に使っています。今では、近所の農家の方が採れたて野菜を直接届けていただける程に。また、食物繊維たっぷりの限定メニュー「ごぼう入りうどん」はすったゴボウが練り込まれ健康にも気を配った逸品。
うどんのプロ集団が作る、こだわりと愛情の練り込まれたうどんの味を是非ともご賞味下さい。
(営業時間が11:00〜15:00のみとなっていますので、お気を付け下さい。)