忍者おすすめの今週のお店

「蕎楽房 一邑」
「野菜天そば」写真
季節の野菜をふんだんに使った「野菜天そば」は、人気NO1です。
「生粉打ちせいろ」写真
香り高い蕎麦の風味をより味わえる「生粉打ちせいろ」もおすすめ。
店内写真
ゆったりした天井の高い店内は、雰囲気も満点。
(お店の詳細情報・地図こちらをクリック!)

さいたま市緑区東浦和7−24−27
TEL:048−874−5151

北海道・青森・山形・福島・新潟・栃木 等々、季節ごとに各地から蕎麦の実を仕入れ、使う分量だけその都度皮を剥いて石臼で挽き、手打ちをする、産地と新鮮さにこだわったお店「蕎楽房 一邑」さん。

店長さんは都内の料理店で料理長をされていましたが、地元で自分の思い描く店を持ちたいと、平成19年3月に「一邑」をオープンしました。

駅からは少し離れた場所に位置しますが、桜並木沿いにあるため、春先は店内からの眺めも壮観です。
入口のすぐ隣には外からも見える蕎麦打ち室があり、大きな蕎麦打ち台と石臼が据えられています。店内の壁は朱色の古民家風で天井も高く、席間もゆったりしており、蕎麦猪口などの器も1つずつ全て違うデザインで、備前焼や九谷焼をさり気なく使っています。

「一邑」の蕎麦は、モチモチとした食感で独特の弾力があり、のど越しもよく、爽やかな蕎麦の香りが特徴です。使用する蕎麦の産地によって風味も異なりますので、その違いを味わうのも楽しみです。

一番人気のメニューは「野菜天そば」(1,300円)。
季節ごとの野菜を使った8種類程度の天ぷらはボリューム満点です。
サクサクした食感で、天つゆでなくライムをたらして塩で食べるのがおすすめです。
また、つなぎなしで100%生粉打ちの「生粉打ちせいろ」(1,000円)も人気が高く、風味の強い黒味がかった蕎麦が多くのファンを生んでいます。
そして、様々な素材を蕎麦に練りこむ月替りの「変わりそば」(1,000円)もぜひ味わって欲しいメニューです。7月は生姜切り、8月は唐辛子切り(赤い蕎麦!)ですが、その他はお店で確認してください。12種類全てを食べてみたくなるはずです。
ちなみに、「変わりそば」は江戸時代から伝わる蕎麦だそうです。

その他、単品メニューも豊富で、居酒屋感覚で利用し、最後のしめに蕎麦を注文する常連さんも多いとか。

美味しい蕎麦が食べたいと思ったら、いざ「一邑」へ!

(文:八島)

《2008年7月22日掲載》

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