京浜東北線 与野駅から程近いその「お店」に訪れると、気さくなスタッフが落ち着いた雰囲気の店内へ私たちを案内してくれました。
「イタリア食堂 SOMETHING」は、浦和では30年の歴史があるイタリア料理店。今回取材した「イタリア食堂 SOMETHING-TRE」はその3号店。与野駅前にお店を構えて9年になります。
このお店は、イタリア料理をベースに和風テイストを加えた料理が特徴。
今回は「アサリのスパゲティ」と「イタリアンサラダ」をご紹介いただきました。
「アサリのスパゲティ」は、白こうじ味噌を使用した珍しい一品。ニンニクとバターでしっかりと風味を出し、白こうじ味噌が加わることで口当たりがまろやかになります。
そして数ある料理の中でも人気なのが自家製のサラダドレッシング。
醤油をベースに、香味野菜・卵・すりごま・ひまわり油などが入り、しっかりとしたコクと旨みが野菜のおいしさを引き立ててくれます。
このドレッシングはテイクアウトが可能で、お土産として購入されるお客様も多いとか。
もちろん本格的なイタリア料理も堪能することができます。
ピザは注文を受けてから自家製の生地を伸ばすクリスピー(薄い)タイプで、常時10種類以上のピザを楽しめます。
一番人気のスパゲティは「真夜中」という、少し変わった名前。
その由来は、「深夜にインパクトの強い味わいのラーメンを食べたくなる心理をとらえた」とのことです。遊び心とセンスのあるネーミングに、思わず顔がほころんでしまいました。
ワインも30〜40種類と、品揃えが豊富。
「ワインは注文するのが難しくて・・・」という方も、テーブルの上にはおすすめワインの「紹介カード」があるので、気軽に注文できます。また、予算を伝えればお店のスタッフが料理に合ったワインを選んでくれます。
人気のお店ですが、平日(月〜木)の夜は比較的空いているとのこと。ランチ・ディナーともに予約を入れられるので、あらかじめ席をキープしておくと、スムーズにお店に入ることができます。
取材の最後に『「あたたかいお店」「お客様にやさしいお店」を目指したい』と、店長さんはにこやかに語ってくれました。そんな店長さんの人柄に惹かれて常連になるお客様もきっと多いのだろうな、そう感じました。
デートや記念日・会社帰りに「イタリア食堂 SOMETHING-TRE」で、大切な人とくつろぎの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。