ラーメンの激戦地東大宮に「麺匠 秀虎。」があります。
寅年の大塚秀司さんがこのお店がオープンさせたのは2005年11月21日。無類の麺好きである大塚さんは18歳からラーメン店で修行を始めますが、パスタにも興味を持ちイタリア料理にも取り組みます。その途上でソムリエにもなりました。その後ラーメンに再び戻ってきた大塚さんは、自分が習得した料理の技術を集大成するべく「麺匠 秀虎。」を始めたわけです。
大塚さんは「良いものを良い食材を使って魂を込めて作る」ことを信条としています。食材に化学調味料は一切使いません。また、ひとつひとつの食材にこだわり良い食材を選んで使っているのでラーメンの値段は若干高めですが、食べてみれば思わず納得するでしょう。
麺は太さを選べるだけでなく、湯で加減と塩加減も決められます。
スープはトンコツに見えますが鶏白湯スープです。名古屋コーチン、丸鶏とともに、コラーゲンを含むモミジ(鶏の足)と小骨を入れ、白濁するまで16時間煮込んでいます。仕上げには魚介類、昆布、エビが使われます。見た目には濃厚そうなスープですが、これがとてもさっぱりしています。そのため、お子様から80歳代の方にまで人気なのです。ラーメンを注文するとレモンがついてきますが、これを絞ってみるとさらにあっさりとしたスープができあがりますのでぜひともお試しあれ。
麺とスープはよくからみます。リピーターになるお客さんが引きも切らないのだとか。
チャーシューも無論自家製です。6時間以上煮込んで、1昼夜漬け込みます。これがやわらかくてとてもおいしい。肉厚のチャーシューがどどーんと乗っているちゃーしゅー麺(850円)はとてもおすすめです。
ラーメンファンのあなた、こんなラーメンを食べてみたくなりますよね。