忍者おすすめの今週のお店

「インド料理 グルプリート」
「タンドリー・チキン」写真
「タンドリー・チキン」(640円 税別)。柔らかい若鶏をヨーグルトベースのスパイスに漬け込み木炭のオーブンで焼いたもの。「どうしてこんなに柔らかくできるの?」と驚きます。
「ベーガン グルプリート」写真
「ベーガン グルプリート」(1,100円 税別)。タンドールで焼いた米なすとすりつぶした玉ねぎ生のスパイスで調理したカリー。トマトとなすが独特の味わいです。
「キーママタールカリー」写真
「キーママタールカリー」(1,000円 税別)。挽肉とグリンピースのまろやかなカリー。ナンと一緒にいただきましょう。
(お店の詳細情報・地図こちらをクリック!)

さいたま市見沼区東大宮7−72−11
TEL:048−685−2996

駅からも近くはないロードサイドに「インド料理 グルプリート」があります。スタッフは全員インド人。場所は東大宮ですが、県外からのお客さんも多い人気店です。お昼時を過ぎても来客は絶えず、そのままディナータイムになるとか。

人気の秘密は「家族で楽しめるインド料理」であることです。「家族で」とは、1歳児から食べられることを意味しています。店主のシング・モヘンダラさんはこう語ります。

「インド料理と聞くと、辛いカレーをイメージするでしょうが、この店はカレー屋さんではなく、インド料理店です。インド料理は小さな子供でも食べられるのです。当店ではお客様が望まなければ辛い味付けをすることはありません。それに、この店のインド料理はさっぱりとした健康食です。胃がもたれるようなことはありません。家族で楽しめ、満足してもらえるはずです。」

メニューも多く、ページをめくると目移りしますが、常連客はメニューを見ないと言います。予算に応じたおまかせ料理になることが多いためです。もちろん、メニューにはない珍しい料理が並ぶことも。その料理も自信作ばかりで、お客様に満足してもらえるようにしっかりと作ります。オープンキッチンとなっていますから、厨房の様子はお客様から分かってしまい、ごまかしはききません。

人気の秘密はほかにもあります。シングさんは「料理が良いだけでは不十分です。お店の雰囲気も重要ですし、楽しくコミュニケーションができなければ」と語ります。ふと店内を見ると、フローリングの床は顔が写るほどピッカピカ。窓には埃さえありません。その中でシングさんはお客様にお声がけをしながら楽しい会話を続けています。これなら遠隔地のお客様でもリピーターになりますね。

炭火で焼いたナンをいただきながら、周囲を見渡すと、確かに周囲には家族連れや友人同士が楽しそうにテーブルを囲んでいます。敷居は決して高くありません。客席は50ですが、お客様が並ぶこともあります。ぜひ予約して行ってみましょう。

(文:伊東)

《2007年8月6日掲載》

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