大宮駅東口を出て、氷川神社の参道まで歩いた緑の多い場所にフランス料理店「プロヴァンスヴェール」があります。東大成にあったお店がこの地に移転してきたのは2004年3月でした。
オーナーシェフの加藤康光さんは20年のキャリアを持つ料理人です。誰でも気軽に入ってこれるお店にしようとずっと心がけてきました。そのせいかお昼には近所の会社員・OLで賑わい、夜にはカップルや年配のご夫婦など様々なお客さんが訪れています。
加藤さんは料理の蘊蓄を語るタイプではありません。「何よりも、おいしかったとお客さんに思ってもらえることが嬉しいです。まずはお腹一杯にならなくては」と語ります。
そのため、この店で注文すると、男性でも満足できるボリュームの料理が出てきます。上品ぶったフランス料理ではなく、南フランスの田舎料理をイメージしてもらった方が分かりやすいでしょう。味ももちろん多くのファンを獲得しているだけあって、パンからデザートまで全て手作りですし、季節の食材が巧みに使われています。
大人気のディナーコースはお一人3,500円。お食事前の軽いオードブル、前菜(3種類から選択)、スープ(3種類から選択)、メインディッシュ(肉・魚料理より1品)、自家製パン・ライス、デザート(5種類から選択)、コーヒーまたは紅茶と盛り沢山。カップルでも、友人同士の食事でも十分満足できるでしょう。
加藤さんは大宮生まれの大宮育ち。「地域に根ざしたお店になるよう努力していきます」と語ります。気軽に入れるお店ですが、落ち着いた雰囲気もある内装ですのでいろいろなシチュエーションに対応できると思われます。是非ご利用下さい。