大宮駅東口、大門町にある小さなフランス料理店をご紹介します。お店にはカウンターが8席と4人がけテーブルが2つしかありません。小さなお店ですが、気軽に入ることができ、上質のフランス料理を手頃な値段で食べられることで人気を博しています。お店を経営するのは大変気さくなオーナーシェフの澤野賢二さん。ランチ時以外はお店の仕事を1人でこなしています。
1人でお店を切り盛りしているため、夜はアラカルトメニューではなく、コース料理を頂くことになります。お席は原則としてカウンターになります。この点が貝殻亭の大きな特徴です。
カウンターには澤野シェフの目が完全に届きます。そのため、しっかりとした料理とサービスを提供できます。奥に厨房があるわけではありませんから、お客さんはカウンターから澤野シェフの仕事ぶりを知ることができます。ごまかしは一切利きません。一方、シェフはお客様の反応を見ながら仕事をすることになります。1人でお店を続けるのは大変そうですが、澤野シェフは「お客さんの反応が分かるのでやりがいがあります。」とカウンター・フレンチを続けることの価値を熱く語ります。
澤野シェフは都心や海外で20年の修業を積んだ後、1986年にお店を開きました。基礎からしっかり鍛えた腕前が料理に活かされています。また、覚えてもらいやすいようにと店名は「貝殻亭」に。開店する際には「なぜ大宮でフランス料理店を?」という否定的な声もありましたが、今では地元のフランス料理店として親しまれるようになっています。
カウンターがあるせいか、女性がふらりと1人でやってくることもあるとか。手軽に入れるお店で、おいしいフランス料理をと考えている方はぜひお立ち寄り下さい。