うなぎと言えば土用の丑の日に食べる夏のスタミナ料理というイメージがありますが、実は今が一番うなぎのおいしい季節。これを逃してなるものかと、浦和に数あるうなぎのお店の中から浦和レッズの選手や関取がこよなく愛し、通っているという『うなぎ・天婦羅 むさし乃』さんへ行ってきました。
ココを訪れたら是非味わっていただきたいのがうなぎの『白焼』(2,100円・税込)。まわりは香ばしく中はふっくらとして、うなぎの甘みさえも感じてしまうほどの逸品です。しょうが醤油でいただくのがこのお店のおすすめ。泥臭さが抜け、うなぎのおいしさだけを味わえる食べ方です。にんにく醤油で食べるお客様もいらっしゃるとか。
「素材にごまかしがきかず、うなぎ本来の旨みを最大限に引き出す仕事をしています」とおっしゃる2代目はうなぎを掴むだけでその良し悪しがわかってしまう仕事人。一匹一匹違ううなぎにそれぞれ適した仕事をするその調理法は門外不出です。
白焼をつまみにしながら冷えた地酒を味わえば、おつなひととき。大人にしか味わえない贅沢です。地酒は日によって変わる『本日の冷酒』の中から全国津々浦々の隠れた銘酒を味わうことができます。
お重のふたを開ければ湯気とともにタレの香りが立ち上るうな重。お重にぎっちりと納められた蒲焼は先代から受け継がれているタレの程よい甘みとうなぎの脂がベストマッチ。ごはんもすすみます。
白焼やうな重ができるのを待っていられないというあなた、ここのおすすめはうなぎだけではありません。箸を入れるたびにだしが出てくるふわふわの出し巻き玉子(650円)や天婦羅の盛り合わせ(松1,050円 上1,550円)も絶品です。黄金色に輝くサクサクの衣に包まれた旬の野菜や魚介類。この時期には松茸の天ぷらが入ることもあるのだとか。永きに渡って仕事を続けている先代の腕が光ります。