宮原駅東口から歩いて3分ほどのところに桜井寿司があります。2004年で創業53年になる歴史のあるお店です。マスターとして腕をふるうのは2代目の上野山好之さん。奥様の恵美子さんは先代のお嬢さんです。先代が亡くなったとき、奥様はお店の手伝いをしていたものの、「寿司屋は男の商売。女の私では店を経営できない」と判断し、他の店で働いていたご主人にお店を任せたのだそうです。
そのお店も地元で愛され、先代のお店を引き継いでからかれこれ30年になります。上野山さんのモットーは「基本に忠実であること」。オーソドックスであることを求めてやみません。「寿司の基本はマグロと〆物で、ここに差がはっきり出ます。最近は回転寿司に押されて、普通の寿司屋があまりはやりません。でも、こういう店でしか出せない味があるのです。時代に取り残されそうな気もしますが、寿司屋らしい寿司屋を目指していきます。」とおっしゃいます。お客様はこのお店の味を覚えていて、遠くに引っ越してもわざわざ食べに来るのだとか。
桜井寿司のご自慢は、マグロやアジ、穴子などになります。仕入れは北関東随一の規模を誇る吉野町から。値段もリーズナブルです。ランチはにぎり9個に味噌汁がついて1,000円。出前でも大人気の特上寿司は3,000円。インドマグロ、カンパチ、ヒラメ、車エビ、穴子、ウニ、イクラ、玉子がずらりと並びます。脂が乗ったインドマグロをはじめ、あっという間にぺろりと平らげてしまいます。
もちろん、季節の魚の盛り合わせもおすすめで、旬の魚を味わえます。マスターは値段に応じて良い寿司を出してくれます。「できれば最初に予算を言っていただくと、こちらも対応しやすいです。せっかく寿司屋に来たのだから、ちゃんとしたものを無理のないように召し上がってもらいたいです」とのこと。明朗会計が何よりです。「寿司屋さんには何となく入りにくい」と感じている人もいるかと思いますが、こんな桜井寿司には、気軽に入れそうですね。