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でこぼこ書店
あなたの心に響く選りすぐりの本と、店主の富井さん。
日々変化していく、書籍のスターたち。
店舗2F。新たな読み手を迎える古書を並べた本棚と、新しい学びが広がる貸しスペース。
さいたま市中央区上落合7-10-39

https://decoboco-books.shopinfo.jp/
店主の富井弥さんは、学生時代のバスケットボール経験や大学職員時代の知識を活かし、教育と本を融合させ、地域に大きな価値を提供しようという情熱から、2023年11月にでこぼこ書店を始めました。同店は、北与野駅から徒歩13分ほどの、ライオンズマンション大宮や県営与野上落合団地が立ち並ぶ住宅街にあります。2階建ての店舗は、1階に新書、2階に古書を置き、学びの場兼貸スペースも提供しています。

地域やお客様のニーズに合わせた本の仕入れには、いつも試行錯誤しているそうで、その過程が楽しくもあり、また難しくもあるとのこと。新書、古書も徐々に増え、現在は約3,500冊を取り揃えています。書籍の種類も変化に富み、来店する方は次来た時にどんな本が入ってきているのか楽しみと思えるのではないでしょうか。

さらに、小中学生が成長する学びの場を作ろうと、同店の特徴の一つである地域の小中学生の学習サポートも行っています。夏休み期間は自由研究や読書感想文のサポート等、柔軟に対応することで地域の子供たちや保護者の人にとっても頼りになる存在となっているようです。

また、貸スペースを通じて人とのつながりや成長の場を提供していきたいと考えているそうです。様々な方にご利用いただきたいとの意向から、利用料は30分500円に設定されているので、どなたでも気軽に利用できます。

様々な業界とのコラボレーションを模索しており、8月にはテニスクラブの運営者と共同でのトークイベントを成功させました。テニスクラブを創業から現在に至るまで、運営するあたり「コミュニケーション、コミュニティづくり」という目指す姿が、富井さんの考えと一致したため企画したそうです。

富井さんは、2024年4月にクラウドファンディングを通じて子供たちの教材費や図書購入費等を募りました。当初の想定以上の支援を受け、学びの場を創りたいという思いの方がたくさんいるということを感じたそうです。 「今後は、大人が学べる機会もここで提供できればと考えています。ビジネスマッチング等、ぜひお声掛けください。本と人がつながり、成長できるコミュニティを形成することを目指し、地域の活性化にも貢献していきたいです。」と、お話しになりました。

今後のでこぼこ書店が、どのような「学びの場」になっていくのか、とても楽しみです♪
(文:合田)
《2024年9月6日掲載》