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Gallery Sakura Mohila(ギャラリー サクラ モヒラ)
カディ綿、シルク、牛革などの天然素材から手作りされたオリジナル作品が数多く展示。
埼玉県さいたま市大宮区宮町1−18 押田謙文堂3F
TEL:080−5008−0562
URL:http://www.sakuramohila.com/
(ネットショップ)https://sakuramohila.thebase.in/
 

■バングラディシュを中心に、心のこもった手仕事品が多数展示
大宮駅東口の老舗書店「押田謙文堂」の3Fスペースに、自然の風合いをいかした製品や熱のこもった力強い手づくり作品が並ぶギャラリー「Sakura Mohila(サクラモヒラ)」。3月頃は教科書売場になるためお休みとなりますが、さいたまからバングラデシュの生活や文化を発信する拠点としても注目のギャラリーです。ネットショップも開設していますので、こちらもチェックしてください!
バングラデシュの手紡ぎ・手織りのカディ綿を使った洋服、コースターやテーブルクロス、手提げなどの小物雑貨、牛革製のバッグなどが多数展示されています。布製品のなかには、ストーリー性があって独特なデザインと色使いの刺しゅうをさしたものがあり、作り手の息づかいや生活が見えてくるようで、心がほっこりします。
ノクシカンタと言われる刺し子をした綿布は吸水性に優れ、使うほどに柔らかくなる特徴を活かした布製品になります。素朴な風合いのある作品はすべて手仕事。日本からオーダーし、生地・デザイン・サイズ・色などを細かく指示していきます。デザインの中に必ず伝統的な文様を組み合わせるようにしています。

 

■農村に学校をつくるプロジェクトからビジネスに サクラモヒラは、バングラデシュの小さな農村に小学校を設立するプロジェクトに始まり、奨学生制度の確立など、子どもや女性のサポートを行っています。代表の平間保枝さんは日本からの援助や運営にかかわっていくなかで、古くから伝わる手紡ぎ・手織りのカディ綿製品に着目。村の産業として育成し、資金面での自立を促すことにつなげていきました。それからは職人が集い、様々な製品が生まれ、首都ダッカに研修所兼オフィスを設け、本格的なビジネスへと発展させていきました。

 

平間さんはこれからもバングラデシュの女性が自国の文化・風習を肯定し、楽しく誇りをもって仕事ができるよう支え、日本とバングラデシュの絆をつないでいきます。

 

7月15日に大宮駅東口の一の宮通りへお引っ越し!サクラモヒラの活動が広がっていきますよ。なお、「押田謙文堂」3Fスペースでの営業は6月末までとなります。

(文:三好)
《2021年5月24日掲載》