岩槻駅から徒歩5分、創業140年を迎える「小瀬木工所」さんをご紹介します。

創業当初は牛車や農具を作る仕事がほとんどでしたが、戦後の高度経済成長とともに、机や椅子など家具の他、まな板やお皿など手掛けるようになりました。
木材の販売・加工から、手作り家具の展示販売まで行っています。

創業以来作り続けている“臼”は、大まかな荒削りから仕上げまですべて手作業で行われていて、埼玉県内で唯一の手作業での製造になります。
現在も幼稚園や地域団体などから臼・杵の発注依頼があり、製造・修理ともに行っています。

その他にも、イチョウ、欅、ウォールナットを使用した“取手付きまな板”や、一枚板で作られている“銀杏のまな板”を販売しています。大きさや形のカスタマイズが可能なので、使いやすさや、「料理を乗せてそのまま食卓に並べてもおしゃれ！」と、料理人の方や一般のご家庭の方に大好評です。
木の目を活かすことで、どれひとつとして同じ形ではなく、それぞれが個性豊かに仕上がります。

平成20年にはさいたま市の「伝統的な工芸技術を継承する事業所」に指定されました。
都会に暮らし木々と離れてしまった人々に、ふたたび木の香りや豊かさを実感してもらうための活動として、展示会やイベントに出店し、木工製品を身近に触れ合ってもらえる取り組みも行っています。

「自分だけのオリジナルの家具を作りたい」
「DIYを始めるのにどこで木材を購入すればいいかわからない」など、木材のことでお悩みがある方は、ぜひ一度「小瀬木工所」さんへご相談ください。