


安心安全な食材への需要が高まりを見せると同時に、地産地消を推進する飲食店なども増えて来ています。
今回ご紹介するのは、見沼の野菜を広めると共に、無農薬野菜への取り組みを進める「こばやし農園」さんです。
見沼区出身で園主の小林さんは、有機野菜を積極的に採ることで自身のアトピー性皮膚炎に改善が見られた経験から、有機農法や自然栽培について学ぶようになりました。
その後、会社の早期退職制度を利用する形で5年前に独立し、夢でもあった農園経営を始めました。
農業は新規参入が難しいとも言われる中で、現在は合計1ヘクタールの土地に、年間を通して季節に合わせた旬の野菜と、土地に合ったおいしくて丈夫な品種を選定し、葉菜・果菜・根野菜など、約50種類を作っています。
こばやし農園では、「安心・安全でおいしい野菜」を作るため、農薬や化学肥料は一切使用していません。
また、販売に関しては鮮度を重視し、直接販売を基本としています。
市内各所の直売所や自然食品店やネットでの販売に加えて、地域のイベントにも積極的に参加し、好評を得ています。
ネットでは野菜のセット販売も行っていますので、「こばやし農園オンラインショップ」をご覧ください。
※月1回から月4回の配送を選択できる定期コースもあります。
野菜の栽培状況や農園の最新情報については、農園ブログの方に掲載されていますので、こちらも併せてチェックしてみてください。
また、近年 地産地消が注目され、近隣の飲食店などからも仕入れの依頼や問い合わせが増えています。
地元の野菜をもっともっと知って、食べていただきたいと、小林さんは「見沼の野菜」を広め、ブランド化することも視野に、新たな品種の取り扱いに向けた試行にも日々取り組んでいます。