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漢方専門 一心堂薬局 浦和店
経験豊富な薬剤師がカウンセリングと調合を行います。薬学だけでなく、心のケアについても知識を深める努力をしています。
「民間薬と漢方薬の違いなど、漢方の本来の考え方について、正しい情報を伝えたい」と語る荻先生。
創業以来20年の間に相談内容も変様しており、ガン・アレルギー・糖尿病・不妊症に対する悩みが増えているそうです。
さいたま市浦和区高砂3−7−4
TEL:048−814−1414
http://www.isshindo.jp

 平均寿命(2016年5月WHO発表)において、日本は男女平均で83.7歳、世界1位の長寿大国となっています。

 多くの人が「健康な身体で長生きをしたい」と願う一方で、医療費の自己負担割合は増加の一途を辿っている昨今、漢方をはじめとする東洋医学の「予防医療(不調を感じた時点で改善への手を打っておく)」「未病(病気ではないが健康でもない軽微な不調の段階でメンテナンスをしておく)という考え方に対する関心が高まっているのは必然ともいえます。


 今回ご紹介する「漢方専門 一心堂薬局」さんは、平成8年に創業し、20周年を迎えました。

 「漢方薬専門」「薬局」というと、若干敷居が高く、顧客の殆どがシニア層であるという様な印象がありますが、こちらでは、初診の際に丁寧なカウンセリングを実施し、自覚症状・体質・生活習慣を細かくチェックして問診票を作成する…という手順を踏んでから、薬の処方を行います。

 身体への負担が比較的少なく、副作用の危険性も低めであることから、赤ちゃんの治療が目的で通っているお母さんもいらっしゃるそうです。


 漢方薬は最近、ドラッグストアなどでも広く販売されていますが、手軽に入手・服用できるようにする為、既成の漢方製剤が主になっています。

 「病名は同じでも、症状は体質によって異なる場合があります。お一人お一人の体質・症状に合わせて、細かく調整したお薬をお渡ししています」と語るのは、当薬局の代表であり薬剤師・国際中医師でもある荻秀幸先生。

個人差がありますが、慢性的な疾患に対して効果が表れてくるまで、早い方では2ヶ月前後。この間にも症状に変化があれば対処するほか、手紙や電話でのフォローや、無料の食事指導を行う体制が整っています。

古来より伝わる治療法のひとつとして「Kampo(英語表記)」は海外からも注目されており、メールや国際電話による問合せだけでなく、アメリカ、イタリア、中国など世界各国から来局する方もいらっしゃるのだとか。


最先端の西洋医学と、伝統の東洋医学を組み合わせた治療法を選べるのは日本ならでは。

慢性的な不調や悩みがある方は、一度相談に訪れてみてはいかがでしょうか?


【参考】世界保健統計2016年版…http://www.who.int/gho/publications/world_health_statistics/

2016/en/

(文:本間)
《2017年1月23日掲載》