忍者おすすめの今週のお店

「MUCHO (ムーチョ)」
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外観も素敵なショップは、大人の女性が満足する品揃え。お得意さんには個性的なミュージシャンもいらっしゃるそうです。
 
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上品なコートとバックはロンドンのブランド「Machiko Jinto(マチコ・ジント)」 絶妙な色合いと着心地でこの冬MUCHOのイチオシです。
 
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バルセロナから11月に来日したLydiaDelgado(リディア・デルガルド)の赤いコートとN・Yのセレブも注目する「LAUREN MOFFATT(ローレン・モファット)」のニットとパンツ。
(お店の詳細情報・地図こちらをクリック!)

さいたま市南区神明1−10−1 クオレ神明1F
TEL:048−866−8641

MUCHO (ムーチョ)はスペイン語で『たくさん』という意味。今回はオーナーの山口優子氏の目利きでセレクトされたブティック。「MUCHO」さんにお邪魔してきました。

JR南浦和駅西口から徒歩9分。スペインのパティオ風をイメージしたという田島通りの「MUCHO」さんは、ピンクの壁に赤い文字の店舗名と赤い旗が目印。「ここには何かある♪」と、大人女性の勘がウズきます。

開放的で明るい店内に並ぶファッションアイテムは、手に取って鏡の前であてたくなるものばかり。海外のセレクトショップとあって、個性的なデザインから長いお付き合いができそうな定番の一着となるアイテムまで、品揃えが豊富であることは一目瞭然。

山口オーナーは大学の英文科を卒業し、その語学力を活かして翻訳業務に就いたとのこと。時は70年代。女性が社会進出するには今よりずっと厳しかった時代です。大好きなジャズの専門誌の翻訳・編集から留学の経験も経て、デザイナーやバイヤーの通訳に就いたことで、国際的なファッション・ビジネスの感覚を身につけたそうです。「ファッションが好きだから起業したの。」好きが高じて…とはいえ、業界の知識・人脈・センスにプラスしてバイタリティーがあってこそ。「結局、語学を身につけたことで楽しい仕事が続けられた。」と当時を振り返る山口オーナー。

ミラノ、パリ、LA、バルセロナ等々…や国内のデザイナーズブランドを知り尽くした山口オーナーがオープン当初から一貫してこだわっていること。それは着心地と肌触り。着物文化の日本人は肌触りを重視する…だから天然繊維中心の素材のクオリティーにこそ価値がある。着ていて気持ちの良いものであり、デザインや色合いが似合っていることが『おしゃれ上級者』なのですね。

MUCHOさんで取り扱っている海外ブランドは数十種類。
レトロモダンな物からアーティスティックなデザインの物も。デザイン性の高いアイテムが揃い、細部にまでこだわったデザインが、質を求める本物志向のお客様に愛されています。

今秋、代官山に2号店「MUCHO2」をオープン。(渋谷区代官山13-8 キャッスルマンション代官山107 TEL03-6461-0409)
ブログ(http://ameblo.jp/muchodos/)をチェックして、都内散策の折には、ぜひお立ち寄りください。

(文:荒井)

《2013年11月18日掲載》

「マイタウンさいたま」