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日本クリエイタ
装着した姿
散歩する喜びをもう一度!女性一人でも簡単に装着が可能です。
 
構成図
@取り外し可能なサドルに後足を通します。A本体にサドルを固定。B縦フレームを持ち上げると、てこの原理で簡単に立ち上がります。
 
車イス
車イスの心臓部ともいえるサドル部分(左上)金属の凹凸部分が直接ワンちゃんの体に当たらないような配慮も(左下)
(お店の詳細情報・地図こちらをクリック!)

さいたま市桜区田島10−22−2
TEL:048−864−2200

犬を飼っている人にとって、大切な家族の一員とも言えるワンちゃん。近年のペットブームで特に大型犬は、大人気。
しかし、大型犬はその大きさや遺伝的な観点からも股関節や後足に異常を発症する傾向が多く、またワンちゃんの大きさに関わらず高齢や不慮の事故などで歩けなくなってしまうことも・・・・。
自力での歩行が困難なワンちゃんは、散歩はおろか、食事や排せつにも支障をきたします。
そんなワンちゃんたちにもう一度、飼い主との散歩の喜びを思い出してもらえる画期的な商品が、日本クリエイタさんで製造・販売されている「ビックワンカート」です。

きっかけは知人が足の不自由な犬を散歩している姿を見て、「犬用の車イスってないのかな?」といった奥様の一言。代表の松本さんがいろいろと調べると、大型犬を一人で車イスに乗せることが大変なことに気が付きました。
従来からある犬用車いすでは、20kg以上ある大型犬を抱き上げ、サドル(足先を通し、体重を支えるリング状の部分)に固定する必要がありました。抱き上げられたワンちゃんが足をばたつかせ、なかなか思うように作業が進まず、一人で作業するには難しいことも・・・。
松本さんは、長年、機械設計に携わっていた経験から、“てこの原理の応用”と“着脱が容易なサドル”を組み合わせ、大型犬を女性一人でもらくらくと乗せることができる犬用車いす「ビックワンカート」を作製しました。

「ビックワンカート」のフレームはアルミ製で十分な強度を有しながらも非常に軽量で、ワンちゃんへの負担も最小限に抑えています。
またワンちゃんとの接触面にはゴムスポンジを採用し、金属部分とワンちゃんの体が接触して傷がつかないよう配慮がされています。
もちろん、ワンちゃん1匹1匹の体に合わせて微調整をすることが可能ですので、安心です。

「飼い主さんとそのワンちゃんが以前と変わらず、楽しそうに散歩する姿を見るとこちらまでうれしくなります」と松本さん。松本さんのワンちゃんと飼い主さんを思う気持ちとモノ作りに取り組む姿勢が印象的でした。

(文:松本)

《2013年10月7日掲載》

「マイタウンさいたま」