手焼きで一枚一枚を丁寧に仕上げた味自慢のせんべい。先代から受け継いだ「宇田川煎餅店」の味を頑固なまでに守り、これからも“うまい”せんべいを皆様にお届けします。

「当店の味を求めてお越しいただいたお客様の期待にお応えするためにも、この味は守っていきます」と話すのは、二代目店主の宇田川耕司さん。昭和３８年創業という歴史を持つ同店には、４０年来という口の肥えた往年のお客様も数多くいらっしゃいます。だからこそ、材料、仕込み、焼きのすべてに気を配り、美味しいせんべい作りに情熱を注いでいます。

せんべい職人の腕の見せ所は、生地を焼くタイミング。季節や気候によって、さまざまな表情をみせるせんべい生地は、その乾燥具合が仕上がり具合を大きく左右します。そこは、先代からの教えと、積み重ねた経験によってお米のうまさを引き出す努力を惜しみません。

もちろん素材にもこだわります！お米の香りひきたつ上質な国産うるち米を使った生地。強い火力と遠赤外線効果によって芯までしっかりと焼き上げる備長炭。そこに、特選こいくちしょうゆに独自の調合をほどこした秘伝のタレによって仕上げられる逸品は、日本の伝統的な菓子でもある、これぞ“せんべい”という味わい。
贈答品としていただいた方が、その味にホレて遠方から注文のお電話をいただくことも多いというのも納得です。

さて、同店一番人気の商品は、青森県産のにんにくの香りとピリッと辛みの効いた一味唐辛子の組み合わせがクセになる「南蛮焼（5枚430円〜）」。バリッとした噛みごたえある堅さの中にもサクサク感が加わり、炭火焼きならではの食感が楽しめます。

他にも、定番であり、店の顔ともなる「しょうゆ味（5枚430円〜）」、ごま、のり、みそ、ざらめなどが店頭にて毎日丁寧に焼かれています。
また、厚めの生地をじっくりと焼き上げ、その堅さが特徴の江戸前焼きせんべいや、サックっと食べられる薄焼きせんべい、あられ、おかきなどバリエーションも豊かに揃えています。

大量生産にはない、真心こめて丁寧に焼いた温もり感じるせんべいの味。これからも変わらぬ美味しさをお届けします。