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「パン処 麻凛堂」
パン写真1
本場と同じ硬さのハード系パンの人気が高く(左)、焼きたてを食べていただけるよう、1日3回焼いています。
 
パン写真2
種類も豊富なデニッシュのほか、アンパンやカレーパンといった基本形にも多くのファンがいます。
 
外観写真
「おいしいパン」を追求する店長は、日々試行錯誤を繰り返し、多くの人気パンを生み出してきました。
(お店の詳細情報・地図こちらをクリック!)

さいたま市南区鹿手袋1−3−30
048−866−0876

今回ご紹介する「パン処 麻凛堂(まりんどう)」さん。
パン屋さんらしからぬ店名とも感じますが、店長さんは「余りオシャレな横文字の店名だと自分が照れくさいので」と、漢字を使うことにしたそうです。

「自分の思い描くパンを形にしたい」とお店をオープンして5年が経ちますが、その間、試行錯誤しながら新しいパンが生み出され、現在は約100種類が店内に並んでいます。

そんな店長さんの一番のこだわりは、シンプルに『おいしいパン』を作ること。
もちろん素材や製法へのこだわりは多くありますが、その全ては最終的においしいパンを作るためのものであり、「素材の良さなどを特別に強調したくはないんです」とおっしゃります。

そんな「麻凛堂」のパンの中で、特に人気が高いのがハード系のフランスパンやドイツパン。ハード系は日本ではなかなか食べつけない向きもありますが、「麻凛堂」では一、二を争う人気です。その秘密は日本向けに軟らかくしたりはせず、本場と同様の硬さで作っていることだとか。
薄目にスライスしてオリーブオイルをつけたり、チーズやハムをのせたりと、食べ方はいろいろですが、そのままガリガリと食べても噛むほどに濃厚な味が出て本来の風味が楽しめます。ワインなどにもピッタリで、ボジョレーヌーヴォ解禁日には普段以上に男性客が多くバゲット(フランスパン)を買いにやってきます。1日3回焼くので、いつでも焼きたてが食べられるのも魅力です。

もちろんハード系以外のパンにもファンは多く、「とりあえずカレーパン」な人や、種類も豊富なデニッシュ、シンプルにアンパンやクロワッサン、食パン等々、子供からお年寄りまで、幅広く利用されています。

バラエティに富んだ品揃えと本格的なハード系のパンで人気の「麻凛堂」で、あなた好みのパンを探してみては?

(文:八島)

《2009年11月2日掲載》

「マイタウンさいたま」