「あのお店の煎餅が食べたい!」となることはありませんか?
煎餅にも色々な種類がありますが、醤油煎餅を看板としているお店は多く、シンプルなだけに素材や焼き方等によってそのお店独自の味となり、「あそこの醤油煎餅が好き」と言う方も多いのではないでしょうか?
今回ご紹介する創業40年の「渡辺煎餅店」さんは、市内外からタクシーに乗って買いに来るお客さんも珍しくない老舗煎餅店です。
お店の前には四季折々の花が咲いており、店内も奥様の趣味でもある吊るし飾りで綺麗に飾り付けられています。
渡辺煎餅店の看板商品は、直径10cm・厚さ1cmで、1枚22gある「江戸前」。
この厚さの煎餅は珍しく、はじめて見る方には驚かれることもあるそうで、開発当初はこの厚みのため焼く途中で割れてしまうことも多く、試行錯誤の繰り返しで、部屋が割れた煎餅で一杯になってしまったこともあったとか。
そんな中で完成した「江戸前」は、生地の乾燥に5時間以上を要し、専用の機械を使用して焼き上がるまでの焼き時間は45分。秘伝の醤油ダレが染み込んだ、色も形も綺麗な煎餅が出来上がります。
1日に2,500枚程度が焼かれる店内には香ばしい香りが広がり、創業以来変わらぬ製法、味を守っています。
堅焼きの「江戸前」のほか、「江戸風味」としてザラメをまぶした「さとう」や黒ゴマ入りの「胡麻」、硬い煎餅が苦手な方におすすめの「やっこ丸」があります。
各種詰合せも用意しており、贈答などでいただいた方からの問合せも多く、全国発送も可能です。
また、渡邊社長は前地通り商店会の会長も務めており、2008年には埼玉県より「黒おび商店街」として認定され、商店会を挙げての様々な活動にも活発に取り組んでいます。