今夜の食卓に、パリッとジューシーなヴルストはいかがでしょうか?
ヴルストと聞いても、あまり馴染みがないかもしれませんが、ドイツ語でいう“ソーセージ”。
とってもジューシーで香り高いヴルストをこだわりのドイツ製法で作り上げ、お届けするのが、見沼区大和田町にあります「kazusaya(カズサヤ)」。
平成20年12月にオープンした新しいお店ですが、その芳ばしい香りに誘われて、今日は何にしようかとウキウキしながら通ってしまいそうなお店です。
新しい店舗の外観からはイメージ出来ないかもしれませんが、こちらは75年の歴史をもつ精肉店「上総屋(かずさや)」の場所を移してのリニューアル出店。使っているお肉は、ご自身の目で確認したものだけを仕入れており、すべて自信を持って提供しています。
また、それぞれの商品に適した部位だけを厳選して切り分けて使えるのも、熟練した技術があるからこそ。ここで美味しさに差が出ます。
こだわりの豚は、「日光ホワイトポーク」を使用。大麦をたっぷりと食べて大自然の中で育てられた良質のお肉は、やわらかい食感としまった脂身で、豚肉料理としてもとっても美味しい食材です。
その食材の旨みをギュッと凝縮させたハム・ソーセージ作りは、温度・湿度にも気を配り、手作業で進められる工程は、意外にも!?力仕事。社長の細谷昭夫さんと共に、そんな力仕事をこなすのは、全国的にも数少ない「女性ソーセージ職人」原美砂子さん。
女性ならではの目線から作られるオリジナル商品や、母でもある原さんが作るからこそ、お子さんにも安心して食べさせられる「食の安全」への気遣いなど、優しさが味にも伝わってくるようです。また、「すっかりソーセージオタクになってしまいました。」と語るように、ソーセージの歴史や由来などについても色々ご存じなので、聞いているうちにこちらもますますソーセージ好きになってしまいます。
春には、店舗2Fに細谷社長が趣味で描かれた、素敵な水彩画やフレスコ画などが飾られた「ギャラリーカフェ」(仮称)もオープン予定!今からとても待ち遠しいです。
スモークハウス(燻製機)から漂う、ハム・ソーセージの芳ばしい香りを感じたら、そこがkazusayaの場所。
今夜の食卓からは、「Lecker!(レッカー)」(ドイツ語 美味しい)との声が聞こえそうです。