忍者おすすめの今週のお店

「ハーブショップ MARI GOLD」
ハーブ苗写真
ハーブの苗。日本の土で育ち、その土地の養分を吸収している国産苗にこだわります。
ハーブティ写真
ブレンドされたハーブティーを淹れているところ。小さなお花が開いてきます。
店内写真
店内のハーブは量り売りしています。
(お店の詳細情報・地図こちらをクリック!)

さいたま市浦和区本太2−1−3
大熊ビル1F
TEL:048−793−7750

ハーブの愛好家が増えているらしく、食用や園芸用ハーブが入手しやすくなってきました。ハーブショップは大きなデパートにも入っています。ネット上にもあります。「でも、何かが違う」と思って専門店MARI GOLDを始めたのが石井三千代さんです。

石井さんは熱く語ります。
「量販店では詳しい説明も受けられないことがありますよね。ハーブティー用に買うハーブだって100グラム単位だったりします。一度に100グラムも使えません。ハーブにはたくさんの種類があるのですから、10グラム単位で量り売りすればいろいろなハーブを楽しめますよね。それに、苗だって私が生産農家を一軒ずつ訪問して納得したものを扱っていますが、お店に来て下さるお客さんには生産者が手塩にかけて育てた苗を、自分の思いとともに手渡したいと思います。そうしたハーブの専門店を作りたかったんです。」

直接お店にきてくれるお客さんとのコミュニケーションの大切さについてもこう言います。
「ハーブは薬ではなく、あくまでも嗜好品ですが、様々な成分が含まれているので紀元前から身体に良いことが知られてきました。どのハーブにどんな効果があるのか、長い間に体系化されています。しかし、目の前にいるお客さんの表情を見ながら会話をしていかなければ、その人にどのハーブが最も合うのか分かりません。『頭が痛い』ということでも、それがどんな感じなのか直接話してみなければ分かりませんよね。そんなことはネット販売ではとても無理です。実店舗が必要なんです。」

対面販売を重視する石井さんは店内でいつでもお客さんの声を聞きながらハーブをブレンドしてくれます。自分に合ったハーブを見つけることができるでしょう。

ハーブティーが苦手という男性もぜひ。ここのハーブティーを飲めば、「あれ?前に飲んだことがあるハーブティーは何だったの?」と驚き、認識を改めるでしょう。

「一度使用したハーブは、お風呂に入れたり、残った液を綿花に含ませ洗顔後のローション代わりに使用したりして再利用できます。最後は土に返してあげれば植物の良い肥料にもなります。」と石井さん。ぜひお店でご覧になって下さいね。

(文:伊東)

《2008年1月28日掲載》

「マイタウンさいたま」