和服は今ではほとんどの人が七五三や成人式などの特別な時にしか着なくなってしまい、それもレンタルで済ませてしまうことが多くなっているようです。
そして、いざ身につけようと思ったときに、アレがないコレがない…と買いに行った経験のある方もいるのではないでしょうか?
そんな時には「一藤」さんに伺いましょう。
和装小物の全てを揃えることができます。
和装は着物と帯だけがあれば着られるというものではなく、下着代わりの肌襦袢から帯締めなど…沢山の小物を必要とします。
昔は呉服屋さん・履物屋さん・和装小物屋さんの3つで必要なものを揃えて身につけていましたが、時代の流れの中でこれらの専門店は数を減らしてしまい、県南でも、和装小物の専門店は一藤さんだけになってしまっています。
百貨店などでも小物類を扱っているところはありますが、一藤さんは専門店。価格もリーズナブルなものから揃えていますし、他店から「一藤さんならあるかも」と紹介され、こちらへ足を運ぶお客さんもいらっしゃるそうです。
和服を身に着ける際に必要となる小物…着物は、洋服とは違って曲線は使用せずに直線的で平坦な作りです。その着物を上げたり留めたり、色々な小物で形づくり、美しい一つの装いにしていきます。そんな大切な役割を果たす小物。その一つ一つを丹念に選んで、一つの和装を作り上げてみるのも楽しそうですよね。
また、一藤さんでは踊り衣装などの小物も置いており、扇子や、舞台化粧品では有名な「三善」も扱っています。季節になるとお祭り用品も取り揃え、多くの人が買い求めに来るそうです。浅草などに時間とお金をかけて行かなくても、一藤さんへ行けばほとんどの物が揃います。
様々なものが様々に変化していく時代ではありますが、日本の文化、伝統的な和装をちょっと見直して普段身に着けてみると、いつもとは違った自分に出会うきっかけになるかも知れませんよ。