忍者おすすめの今週のお店

忍者ボタン   「松葉納豆鶴の子本舗」
「鶴の子」パッケージ
「最高峰 鶴の子」パッケージ。スーパーで見かけたら迷わず買ってみましょう。
「鶴の子」写真
「最高峰 鶴の子」。豆が大きく、柔らかいのが特長。ネバネバ感がたまりません。
「盆栽」写真
「盆栽」。黒大豆が含まれています。ご飯と一緒に頂くのも良し、皿に載せたら形を崩さないで特製タレをかけ、箸でつまみながらお酒のお供にするのもお勧めです。
(お店の詳細情報地図こちらをクリック!)

さいたま市北区東大成町1−657−6
TEL:048−663−3992

さいたま市北区に、日本一に輝く納豆の製造所があるって知っていますか? 北区東大成の住宅街にある「松葉納豆鶴の子本舗」がそうです。ここで作る「最高峰 鶴の子」が全国納豆連合会主催の第2回納豆鑑評会で品質最優秀と評価され、日本一になりました。現在は埼玉県優良ブランド品にも指定されています。

お店を兼ねる製造所では1日3,000食の納豆が作られています。4品種あるうち、国産の優良大豆を使用した「最高峰 鶴の子」と「盆栽」(黒大豆も含む)が人気です。

「最高峰 鶴の子」は納豆鑑評会で、見た目、香り、糸引き、歯ざわりで、第2位を大きく引き離しての1位となった自信作です。特性のタレと辛子を入れて20回ほどかきまぜればできあがり。豆の柔らかさに驚く方が多いでしょう。豆はやや大きめですが、柔らかさが際だち、豆の味とともに納豆の粘りが楽しめます。これはご飯が進みますね。

一方、「盆栽」は「最高峰 鶴の子」の豆に黒大豆が加えられています。良い盆栽がしっかりと根を張っているところが、納豆の粘りに通じるものがあると思って社長の松嶋俊雄さんがこの名前をつけました。

松嶋社長は納豆一筋40年の職人です。納豆の研究には余念がなく、旅行に行っても当地の納豆を買い込んでは研究を重ねました。自分が作った納豆をもっと人に知ってもらいたいと願って納豆鑑評会に出品しました。本人は「運が良かった」と謙遜しますが、古くからのお客さんには「賞をもらって当たり前」と泣いて喜ぶ人がいたというほど地元で評判の納豆でした。

東大成のお店では「最高峰 鶴の子」は120円(2個1パック)、「盆栽」は150円(同)で販売されています。お店にはご近所の方々が日常的に買い求めに来るほか全国の納豆マニアが訪れるといいます。では、東大成まで行かないと買えないのかといえばそうではありません。気がつかなかったかもしれませんが、さいたまの大手スーパーなどにもちゃんと並んでいます。今度納豆売り場をご覧下さい。驚いてしまうような納豆が全然無理のない価格で買えますよ。

(文:伊東)

《2007年4月9日掲載》

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