みなさん、にんにく煎餅はお好きですか?
今では多くの煎餅やさんで見かけますが、実はそのルーツとも言えるお店がさいたま市にあるのです。
今回は、創業50年を迎える煎餅店「かっぱや」さんをご紹介します。
店名は、人を引き込むとの言い伝えのある「かっぱ」に由来し、たくさんのお客様に来ていただきたいとの思いから「かっぱや」としました。
にんにく煎餅の元祖で、登録商標ともなっている「南蛮頭巾焼」(10枚入り630円)は、創業以来の人気商品で、第一六回全国菓子大博覧会では金賞も受賞しています。
なぜにんにくと煎餅を組み合わせたのかと質問すると、「当時は餃子が流行っていたので」とのシンプルな答え。これが今では煎餅の定番商品にまでなりました。
にんにくは青森産のものを使用し、新鮮さと風味を保つために皮付きのまま仕入れ、お店で手剥きをしています。
製法も昔ながらの手作りにこだわり、味付けは一枚一枚ハケでぬっています。
南蛮焼に3倍の摩り下ろしにんにくを加味した「強力にんにく」(10枚入り787円)も人気で、つい先月にも人気テレビ番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」内のコーナーで紹介されています。
その他、「みそ煎餅」「ごま煎餅」、備長炭で手焼きした「備長炭手焼」等々、いずれもおすすめですし、あられも類も、もち米やうるち米を使用した多くの種類があります。
お子さんが求めやすいようにと100円の小袋なども用意しており、友達の家に遊びに行く時におやつとして買っていく子供も多いとか。
また、お店がガラス張りなこともあって製造工程は全て外から見ることができるため、近所の子供たちが興味深げに足を止めていくことも多く、小学校の地域見学の授業の受け入れもなども行っています。
さいたま市の名産品として定着した「かっぱや」の煎餅は、「全国観光土産品連盟推奨、認定」や「彩の国ブランド品」の認定なども受けています。
(煎餅はいずれもばら売りOKです。)
ぜひ風味豊かな「元祖にんにく煎餅」を試してみてはいかがでしょう?
全国発送も行っています。