忍者おすすめの今週のお店

忍者ボタン   「プロショップ 吉見屋」
ルアー写真
豊富な数のルアー。シチュエーション毎にルアーが用意されています。あなたが探しているものが、この店なら見つかるのでは? 。
フライ写真
フライ。手前にはリールも見えます。世界の名品を多数展示しています。
ロッド写真
ルアーをつけるロッド。これも大量に陳列されています。
(お店の詳細情報地図こちらをクリック!)

さいたま市大宮区仲町1−104
TEL:048−644−1133

フライやルアーという言葉をご存じですか? 釣りに使う疑似餌のことです。生き餌が苦手な方は少なくないはずです。疑似餌は見た目も驚くほどきれいですし、エサをつけるのが苦手な人でも安心です。大宮にはそのフライとルアーの専門店があり、しかも日本一の品揃えを誇っています。

大宮駅東口にある「プロショップ 吉見屋」に入ると店の奥までずらりと並ぶ商品に驚きます。フライー・ルアー用のロッド(竿)、リール、ラインはもとより、ウェアー、偏光グラス、アクセサリーが約100坪の店内にぎっしり。取り扱うアイテム数は3万点を超えます。それに色のバリエーションがあるので、店員さんでも正確なアイテム数を把握しきれないそうです。静幸夫社長は「品揃えは日本一です。他の店にはない商品がここにならあります。そのため、日本全国にお客様がいます。釣りを趣味とする有名人も多数お客様として来店していますよ。」と語ります。

開店は1949年。釣具の専門店がまだ珍しかった頃でした。先代からお店を引き継いだ現社長の静幸夫さんは、順調にお店を拡大しましたが、1995年には低価格化を避けて一般釣具から撤退し、フライとルアーの専門店としました。

もともと吉見屋では少量多品種の商品を扱っている上、ルアーは商品の進化が速く、短いものだと3ヶ月で入れ替わります。店員さんには商品だけではなく釣りに関する専門知識も必要です。静社長は「小さく、専門性が高い市場なので大手資本が参入してきません。その中でコアなファンがお店を支えてくれていますが、地元を大切にし、地元に根付いた商売をもっと心がけ、接客、品揃え、価格に注意しながらお店を経営していきます」と語ります。

静社長自身がイワナ釣りなどを楽しんでいます。「小さな魚でも、大きな魚でもかかった瞬間にはアドレナリンが体を駆けめぐる感じがしますね。」とも。釣りに最適なシーズンは3月からですが、今のうちに装備などを仕込む人が多いようです。コアなファンも、これから始める人もぜひお店を覗いてみて下さい。

(文:伊東)

《2006年1月16日掲載》

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