東大宮の住宅地、それも大きな通りから離れた住宅地の真ん中に評判のケーキ屋さんがあります。お店ができたのは2002年3月。松林淳子さんがご自宅の敷地内に作った小さなお店です。
松林さんには3人の息子さんがいらして、息子さんが幼いころ時々ケーキを焼いてあげていたそうです。ごく普通の家庭の話のようですが、ここから先が違います。絵が趣味のご主人が、とある喫茶店を利用して個展を開いたのことです。お客さんに出したケーキが喫茶店マスターの目にとまり、そのマスターが新規出店する時に松林さんのケーキを納入するようになったのだとか。そうこうするうちにお店を出そうという話になり、周囲の後押しもあって開業することになったそうです。
閑静な住宅地にあるために近所の人でも気づかないことがあるこの「まーぶる」。逆に口コミで広がった評判のために遠方から車に乗って買いに来る人が多く、小さいお店ながら駐車場も4台分用意されています。
さて、ケーキはというと、「とにかく、身体に良いもの、身体に優しいものを。材料は吟味して選び、素材そのものの味をなくさないようにして作ります。」と松林さん。満足感のある大きめサイズで甘さは控えめ。ソフトな口当たりの上品な味です。『リーズナブルな価格でおいしく、かつ安心して食べられるケーキ』を原点に出発した「まーぶる」のケーキは、添加物を含まないため子供にも安心。あっさりした甘さのためか男性にもファンが多く、仕事着で来店するお客さんもよく見かけるそうです。
小さなお店なのでケーキの種類は10種類程度。また、その日の予定量分が売り切れたら追加はされません。実際に閉店時間の6時を待たずに全種類が完売してしまうことも。ちょっと気になってきた方はぜひ早めの時間帯にお出かけ下さい。